日本三大下り宮(にほんさんだいくだりみや)は、鳥居をくぐった後、石段を下って社殿に向かうという珍しい参道配置を持つ三つの神社を指します。群馬の一之宮貫前神社、熊本の草部吉見神社、宮崎の鵜戸神宮がこれに当たります。
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A.一之宮貫前神社は石段を上って総門をくぐった先で、社殿に向かって石段を下ります。草部吉見神社は鳥居から社殿へ130段の石段を下ります。鵜戸神宮は神門や楼門をくぐった後、断崖に沿った石段を下って海辺の洞窟にある本殿へ向かいます。
A.社殿がかつての池の底に建てられたため、参道が下りになったと伝わります。社伝では、日子八井命が池に棲む大蛇を退治した後、池を埋め立てて草で屋根や壁を葺いた宮居を建てたとされ、この草葺きの宮が「草部」の地名の由来になったともいわれます。
A.一之宮貫前神社の本殿・拝殿・楼門は1635年(寛永12年)に徳川家光が造営したもので、国の重要文化財に指定されています。鵜戸神宮の本殿は1711年(正徳元年)に飫肥藩主・伊東祐実が改築したもので、1995年に宮崎県の有形文化財に指定されました。
A.本殿前の岩場にある「亀石」の背中の窪みに、「運」の字を記した素焼きの運玉を投げ入れ、入れば願いが叶うとされる風習です。男性は左手、女性は右手で投げるのが作法です。1954年(昭和29年)に地元の小学生が粘土で玉を作ったのが始まりと伝わります。
A.三社は群馬県、熊本県、宮崎県にあります。直線距離で、草部吉見神社と鵜戸神宮は約130kmと比較的近く、一之宮貫前神社からは草部吉見神社が約810km、鵜戸神宮が約850km離れています。