日本三名塔(にほんさんめいとう)とは、日本を代表する美しく歴史的な3つの五重塔のことです。法隆寺(奈良県)、瑠璃光寺(山口県)、醍醐寺(京都府)の五重塔を指し、すべて国宝に指定されています。日本の木造建築の粋を集めたその姿は、時代を超えて人々を魅了し続けています。
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A.最も古いのは法隆寺五重塔で、建立は7世紀後半から8世紀初頭と考えられ、現存する世界最古の木造五重塔として知られます。醍醐寺五重塔は天暦5年(951年)、瑠璃光寺五重塔は嘉吉2年(1442年)ごろに完成しました。
A.最も高いのは醍醐寺五重塔で、高さは約38メートルです。法隆寺五重塔は基壇からの高さが約31.5メートル、瑠璃光寺五重塔は高さ31.2メートルです。醍醐寺五重塔は頂に立つ相輪が塔全体の3分の1近くを占めています。
A.法隆寺五重塔は初層から最上層へ屋根が大きく縮まり、どっしりと安定した輪郭を描きます。瑠璃光寺五重塔は檜皮葺で屋根の逓減が緩やかなため細身の立ち姿になり、醍醐寺五重塔は長い相輪の分だけ屋根の重なりが低く、重厚な佇まいです。
A.応仁の乱をはじめ幾多の戦火をくぐり抜けてきたためです。文明2年(1470年)の兵火で伽藍の大半が焼け落ちたなかでも焼失を免れ、創建当時の姿を今に伝えています。京都府内に現存する最古の木造建築物でもあります。
A.法隆寺五重塔は奈良県斑鳩町、醍醐寺五重塔は京都府京都市にあり、直線距離で約40kmと比較的近くにあります。瑠璃光寺五重塔は山口県山口市にあり、法隆寺五重塔から約390km、醍醐寺五重塔から約410km離れています。