日本三大妙見(にほんさんだいみょうけん)とは、北極星や北斗七星を神格化した妙見菩薩(天之御中主神)を祀る日本を代表する3つの社寺のことです。大阪の能勢妙見山、福島の相馬中村神社、熊本の八代神社を指し、厄除けや武運長久の神として古くから信仰されています。
A.いずれも北極星や北斗七星を神格化した妙見の神仏を祀っています。能勢妙見山(真如寺)は寺として妙見大菩薩を本尊とし、相馬中村神社は天之御中主神を主祭神、八代神社(妙見宮)は天御中主神と国常立尊を祭神としています。
A.八代神社(妙見宮)です。795年に横岳の山頂へ上宮が創祀されたことに始まり、妙見信仰が日本で最初に根づいた地とされます。相馬中村神社は1611年の妙見社の創建、能勢妙見山(真如寺)は1600年の日蓮宗への改宗が始まりです。
A.相馬中村神社は、国の重要無形民俗文化財である相馬野馬追の出陣式が行われる神社です。八代神社(妙見宮)では毎年11月22日と23日に八代妙見祭が行われ、2016年にユネスコの無形文化遺産へ登録されました。霊獣「亀蛇」が一番の人気を集めます。
A.能勢妙見山(真如寺)と相馬中村神社は、どちらも武家の守り神として祀られてきました。能勢妙見山は領主の能勢氏が家の守り神とした神を妙見大菩薩として勧請したもので、相馬中村神社は平将門の子孫を称する相馬氏が一族の守護社として建てた妙見社が起源です。
A.大阪府、福島県、熊本県の3府県に分かれているため、一度に巡るのは大がかりな旅になります。直線距離で能勢妙見山(真如寺)と相馬中村神社は約580km、能勢妙見山と八代神社(妙見宮)は約520km、相馬中村神社と八代神社は約1110km離れています。