日本三大文殊(にほんさんだいもんじゅ)とは、智慧を司る文殊菩薩を祀る日本を代表する3つの寺院のことです。山形の亀岡文殊堂、京都の智恩寺(切戸の文殊)、奈良の安倍文殊院を指し、「三人寄れば文殊の知恵」の諺通り、学業成就や合格祈願の聖地として有名です。
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A.安倍文殊院が最も古く、大化元年(645年)に安倍倉梯麻呂が安倍氏の氏寺を建てたのが始まりとされます。亀岡文殊堂(大聖寺)は大同2年(807年)、智恩寺(切戸の文殊)は寺伝で大同3年(808年)の創建と伝わります。
A.三つの寺が祀る文殊菩薩が、智慧をつかさどる菩薩とされているためです。「三人寄れば文殊の知恵」という諺でも知られ、いずれの寺も受験シーズンには合格祈願の参拝者でにぎわいます。
A.亀岡文殊堂(大聖寺)は山形県高畠町、智恩寺(切戸の文殊)は京都府宮津市、安倍文殊院は奈良県桜井市にあり、3つの府県に分かれています。宗派も真言宗智山派、臨済宗妙心寺派、華厳宗とそれぞれ異なります。
A.京都と奈良の二つは比較的近く、智恩寺(切戸の文殊)と安倍文殊院は直線距離で約130km離れています。山形の亀岡文殊堂(大聖寺)はそこから遠く、智恩寺まで約520km、安倍文殊院まで約550kmあるため、別の旅として計画するとよいでしょう。
A.安倍文殊院の本尊は快慶作の「渡海文殊群像」で、獅子にまたがる文殊菩薩像は高さ約7メートルと日本最大を誇り、五体すべてが国宝です。一方、智恩寺(切戸の文殊)の本尊は秘仏で、正月の三が日など年に数回だけ開帳されます。