トンボロ(陸繋砂州)とは、波の作用で砂礫が堆積し、普段は海で隔てられている陸地と島が繋がる地形のことです。日本三大トンボロには、規模や地形の美しさから「函館(北海道)」「潮岬(和歌山県)」「甑島の里(鹿児島県)」が挙げられています。
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A.三つとも、海に浮かぶ島と本土の間に砂礫が堆積して砂州が育ち、陸続きになった地形です。函館は津軽暖流などが運んだ砂礫、潮岬は河口から流れ出て沿岸流に運ばれた砂礫、甑島の里は台風の波と冬の季節風に押し上げられた砂礫で形づくられたと考えられています。
A.函館の砂州は長さ約3000メートル、幅約600メートル(埋立地を除く)に及びます。潮岬の砂州は長さ約900メートルと短く、甑島の里の砂州は全長約1400メートルで、最も狭い部分の幅が250メートルです。
A.函館では函館山の山頂展望台から、両側を海に挟まれたトンボロの上に広がる街の灯を見下ろせます。甑島の里では対岸の高台にある「トンボロ展望所」から、細長い砂州に家々が密集する全景を一望できます。
A.三つとも砂州の上に市街地や集落が広がっています。函館では砂州の上に箱館の町が開け、潮岬では砂州の上の市街地で津波への備えが課題とされています。甑島の里は、トンボロの上に立つ集落としては日本国内で最大規模とされます。
A.三つは北海道、和歌山県、鹿児島県に分かれており、大きく離れています。直線距離で潮岬と甑島の里は約580km、函館と潮岬は約1020km、函館と甑島の里は約1460km離れています。