【概要】
鹿児島県薩摩川内市の上甑島にある国内最大規模のトンボロ。幅約200m、長さ約1.5kmに及ぶ砂州の上に「里」の集落が形成されている。両側を海に挟まれた細長い土地に家々が密集する独特の景観は、島のシンボルとなっている。
【里のトンボロ】
鹿児島県の甑島列島(こしきしまれっとう)、上甑島にある「里(さと)のトンボロ」は、日本国内で明確に「トンボロ」として観光視されている代表的なスポットです。かつて離れ小島だった「遠見山」と島本体が、幅約200m、長さ約1.5kmの砂州で繋がっています。この砂州の上に集落(里町)があり、約3000人が暮らしています。
【景観美】
両側を海(東側の東シナ海と、西側のなまこ池・貝池などのラグーン)に挟まれた細長い土地に、家々が密集している様子は大変ユニークで、空から見るとその特異な地形が一目瞭然です。「長目の浜」と呼ばれる景勝地の一部でもあり、高台の展望台から見下ろすと、海に浮かぶ一本の道のように見え、息を呑むような絶景です。
【地質学的価値】
甑島は地質学的にも非常に重要で、「甑島列島の白亜紀層」として恐竜の化石なども発見されています。堆積岩が隆起してできた断崖など、ダイナミックな景観も見どころです。風光明媚なだけでなく、地球の歴史を感じられるジオパーク的な魅力に溢れており、多くの観光客や研究者を惹きつけています。
📅 最終更新: 2026/1/3

