日本三大宿場町とは、中山道に位置する馬籠宿(岐阜県中津川市)・妻籠宿(長野県南木曽町)・奈良井宿(長野県塩尻市)の3つを指します。いずれも江戸時代の五街道の一つ「中山道」に位置し、歴史的な景観を色濃く残す木曽路の宿場町です。妻籠宿は全国初の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、町並み保存運動の先駆けとなりました。奈良井宿は現存する日本最長の宿場町として知られ、約1kmにわたり江戸時代の町並みが続きます。
A.はい、3つとも中山道の宿場町です。馬籠宿は中山道43番目、妻籠宿は42番目、奈良井宿は34番目の宿場にあたり、いずれも木曽路の宿場町として江戸時代の景観を色濃く残しています。
A.馬籠宿と妻籠宿は直線距離で約6kmと近く、あわせて訪ねやすい組み合わせです。両宿の間には旧中山道のハイキングコースが整備されています。奈良井宿は馬籠宿・妻籠宿のどちらからも直線距離で約50km離れており、馬籠宿は岐阜県、妻籠宿と奈良井宿は長野県にあります。
A.2005年の越県合併で岐阜県中津川市になったためです。馬籠宿はかつて木曽郡山口村に属していましたが、合併によって「木曽路」の宿場町でありながら岐阜県に所在するという状況が生まれました。
A.1968年に住民たちが「売らない・貸さない・壊さない」の三原則を掲げて始めた保存運動がきっかけです。この運動を受けて1975年に文化財保護法が改正されて伝統的建造物群保存地区の制度が生まれ、妻籠宿は1976年に全国で最初に選ばれた重要伝統的建造物群保存地区のひとつとなりました。
A.中山道のちょうど中間地点にあたり、江戸と京都どちらへ向かう旅人もここで一泊したため、大変な賑わいを見せたからです。実際に千軒以上の家があったわけではなく、非常に多くの家が建ち並ぶ賑やかな場所という意味の慣用表現とされます。