日本三大聖天(にほんさんだいしょうてん)とは、仏教の守護神である歓喜天(聖天)を祀る日本を代表する3つの寺院のことです。埼玉の妻沼聖天(歓喜院)、東京の待乳山聖天(本龍院)、奈良の生駒聖天(宝山寺)を指し、商売繁盛、夫婦円満、良縁成就などの現世利益を願う多くの参拝者で賑わいます。
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A.三つの寺は宗派がそれぞれ異なります。埼玉県熊谷市の妻沼聖天山(歓喜院)は高野山真言宗、東京都台東区の待乳山聖天(本龍院)は聖観音宗で浅草寺の支院のひとつ、奈良県生駒市の生駒聖天(宝山寺)は真言律宗の大本山です。
A.聖天さまこと大聖歓喜天は、ヒンドゥー教の神ガネーシャに由来する仏教の守護神です。象の頭を持つ二体が抱き合う姿で表されることで知られ、その姿から夫婦和合や縁結び、子授け、さらには商売繁盛の神として篤く信仰されてきました。
A.大根は身体を清めて夫婦円満と子孫繁栄をもたらす象徴とされるためです。参拝者は境内の授与所で大根を求めて本堂へ供え、供えられた大根はお下がりとして翌日以降に参拝者へ授けられます。一月七日の大根まつりでは風呂吹き大根が御神酒とともに振る舞われます。
A.本殿にあたる歓喜院聖天堂の壁面を、日光東照宮を思わせる極彩色の彫刻が埋め尽くしているためです。聖天堂は延享元年に着工し宝暦十年に完成した建物で、庶民の寄進を積み重ねて造営されました。大修理を経て平成二十四年に国宝へ指定されています。
A.三つの寺は埼玉県・東京都・奈良県にあり、関東の二寺は近くにまとまっています。直線距離で妻沼聖天山と待乳山聖天は約70kmですが、生駒聖天へは妻沼聖天山から約380km、待乳山聖天から約390km離れています。