日本三大石材産地(にほんさんだいせきざいさんち)は、良質な石材を産出し、高度な石工技術が集積する三大地として、茨城県(真壁)、香川県(庵治)、愛知県(岡崎)が挙げられます。墓石、灯籠、モニュメントなど、日本の伝統的な石文化はこれらの地域によって支えられています。
#アフィリエイト広告 このページには広告(アフィリエイトリンク)が含まれています
A.三つの産地はいずれも花崗岩を産します。真壁(茨城)の真壁石は白系の花崗岩、庵治(香川)の庵治石は「斑」と呼ばれるまだら模様が特徴で「花崗岩のダイヤモンド」と呼ばれます。岡崎(愛知)では「牛岩青石」や「吉祥石」といった銘石が使われます。
A.庵治(香川)の技は平安時代から受け継がれてきたと伝わり、三つのうち最も古い由来をもちます。岡崎(愛知)はおよそ四百年前、岡崎城主の田中吉政が石工を招いたのが始まりと伝えられ、真壁(茨城)の本格的な採石は明治二十二年に火薬を用いた事業が起こってからです。
A.真壁(茨城)の「真壁石燈籠」と、岡崎(愛知)の「岡崎石工品」が国の伝統的工芸品に指定されています。岡崎石工品は一九七九年の指定で、春日燈籠や雪見燈籠など四十三の品目が対象です。真壁石燈籠は一九九五年に指定されました。
A.真壁(茨城)では江戸時代の町割りが残る古い町並みが国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、「真壁のひなまつり」も開かれます。庵治(香川)には彫刻家イサム・ノグチの住居とアトリエを公開したイサム・ノグチ庭園美術館があります。
A.茨城県、香川県、愛知県の3県に分かれているため、一度に巡るのは大がかりな旅になります。直線距離で庵治(香川)と岡崎(愛知)は約290km、真壁(茨城)と岡崎(愛知)は約300km、真壁(茨城)と庵治(香川)は約580km離れています。