日本三大銘石(にほんさんだいめいせき)とは、一般的に佐渡赤玉石(新潟県)、本御影石(兵庫県)、佐治川石(鳥取県)の三つを指します。それぞれが独特の色合いや風合いを持ち、庭石、建築材、観賞用(水石)として古くから珍重されてきました。なお、菊花石(岐阜県)や神居古潭石(北海道)が含まれる場合もあります。
A.佐渡赤玉石は碧玉に分類される深紅の石で、赤色は含まれる酸化鉄によるものです。本御影石はベージュを帯びた淡い桜色の花崗岩で、桜御影とも呼ばれます。佐治川石は青黒い地に緑色の斑や白い石英の脈が入る変成岩で、千本立と呼ばれる荒い石肌が持ち味とされます。
A.三つとも現在は新たに採ることができません。佐渡赤玉石は1980年に新潟県の条例で採取が全面的に禁止されました。佐治川石は1965年に条例で本流での採取が全面禁止となり、本御影石は六甲山一帯が1956年に瀬戸内海国立公園へ編入されたため採れなくなっています。
A.神功皇后が泉の水面に自らの姿を映したという伝説に由来するとされます。この地名がやがて花崗岩そのものを指す一般名詞になりました。本御影石は兵庫県神戸市東灘区の旧御影町の一帯で切り出されてきた石で、産地の名が石の名として全国に広まった珍しい例です。
A.一般的には佐渡赤玉石、本御影石、佐治川石の三つを指しますが、岐阜県の菊花石や北海道の神居古潭石が含まれる場合もあります。三つの石はそれぞれ独特の色合いや風合いを持ち、庭石、建築材、観賞用の水石として古くから珍重されてきました。
A.佐渡赤玉石は新潟県佐渡市、本御影石は兵庫県神戸市、佐治川石は鳥取県鳥取市が産地です。直線距離では佐渡赤玉石と本御影石の産地が約460km、佐渡赤玉石と佐治川石が約480km、本御影石と佐治川石が約130km離れています。