【概要】
本御影石は、兵庫県神戸市の御影地方で産出される花崗岩の総称。「御影石」の語源となった石であり、美しいピンクがかった色合いと耐久性で知られる。最高級の石材として、数々の歴史的建造物や墓石に使用されてきた。
【日本の花崗岩の代表】
兵庫県神戸市東灘区御影地区で産出された「本御影石(ほんみかげいし)」は、「日本三大銘石」の一つに数えられる花崗岩の最高峰です。淡いグレーに黒雲母が散りばめられた美しい石肌と、硬く耐久性に優れた品質が特徴。「御影石」という名称の発祥地であり、日本の花崗岩の代名詞として建築・墓石・造園など幅広く使用されてきました。
【歴史と利用】
御影石の採掘は江戸時代以前から行われ、明治時代には六甲山系の花崗岩採掘が本格化しました。大阪城の石垣、東京駅の外壁、国会議事堂など、日本を代表する建造物に使用されてきた歴史があります。「御影」の地名は神功皇后の伝説に由来し、その名が花崗岩の代名詞となりました。現在、御影地区での採掘は終了していますが、その名声は不朽です。
【現代の御影石】
現在「御影石」として流通しているものの多くは、中国やインドからの輸入品ですが、本御影石の名は高級花崗岩の代名詞として使われ続けています。神戸市東灘区には御影石を使った歴史的建造物や石材店が残り、往時の繁栄を偲ぶことができます。六甲山からの良質な地下水「宮水」とともに、御影の土地が育んだ名産として語り継がれています。
📅 最終更新: 2026/1/4




