日本三大急登(にほんさんだいきゅうとう)とは、日本の登山道の中でも特に傾斜が強く、標高差が大きく、登降に体力を要する3つの急登ルートのことです。甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根、谷川岳の西黒尾根、烏帽子岳のブナ立尾根を指し、多くの登山者の挑戦を受けています。
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A.日本の一般登山道では屈指のスケールをもつ上級者向けのルートです。標高およそ770メートルの竹宇駒ヶ岳神社から山頂までの標高差は約2200メートルに及び、登りのコースタイムは9時間半ほどです。五合目から七合目にかけては鎖場と梯子が連続します。
A.黒戸尾根がもともと信仰の登拝路だったためです。文化13年(1816年)に弘幡行者と呼ばれた小尾権三郎がこの尾根を通って開山したと伝わり、以後は駒嶽講の信者が列をなして登りました。尾根には石碑や石仏、祠、鳥居が点在し、修験の道の名残を見ることができます。
A.高瀬ダム脇の登山口から烏帽子小屋まで、休む間もなく高度を上げ続ける登りになります。登山道はよく整備されており、12番から0番へと数を減らす番号標識を目安にペースを組み立てられます。厳しさは傾斜よりも、大きな標高差を一日で登り切る持久力に表れるといわれます。
A.三つは山梨県・群馬県・長野県の山にあります。直線距離で甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根)と烏帽子岳(ブナ立尾根)は約100km、谷川岳と烏帽子岳(ブナ立尾根)は約120km、甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根)と谷川岳は約140km離れています。