日本三大虚空蔵(にほんさんだいこくうぞう)とは、日本を代表する3つの虚空蔵菩薩霊場の総称です。福島県の柳津虚空蔵尊(円蔵寺)、茨城県の村松虚空蔵尊(日高寺)、三重県の伊勢朝熊山虚空蔵尊(金剛證寺)を指します。智恵と福徳の仏様として、特に「十三詣り」の風習で知られています。
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A.柳津虚空蔵尊(円蔵寺)は福島県柳津町、村松虚空蔵尊(日高寺)は茨城県東海村、伊勢朝熊山虚空蔵尊(金剛證寺)は三重県伊勢市にあります。宗派はそれぞれ異なり、円蔵寺は臨済宗妙心寺派、日高寺は真言宗豊山派、金剛證寺は臨済宗南禅寺派の寺院です。
A.数え年13歳の子どもが、知恵と福徳を授かるために虚空蔵菩薩に参る風習です。柳津虚空蔵尊(円蔵寺)は十三詣りの霊場として知られ、村松虚空蔵尊(日高寺)は十三詣りといえば村松、村松といえば十三詣りと言われるほど関東一円に知られています。
A.空海が唐から持ち帰った霊木を三つに分けて海へ流したという伝説です。柳津虚空蔵尊(円蔵寺)には、その一つが柳津の地に流れ着いたという話が残り、村松虚空蔵尊(日高寺)の縁起では、それぞれが流れ着いた地に虚空蔵菩薩が祀られたと語られています。
A.伊勢神宮の丑寅すなわち鬼門を守る寺とされてきたためです。伊勢音頭には、お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参りと唄われています。本尊の福威智満虚空蔵大菩薩は秘仏で、伊勢神宮の式年遷宮の翌年にあたる20年に一度だけ開扉されます。
A.三つの寺は福島県・茨城県・三重県に分かれています。直線距離で柳津虚空蔵尊(円蔵寺)と村松虚空蔵尊(日高寺)は約140km、村松虚空蔵尊(日高寺)と伊勢朝熊山虚空蔵尊(金剛證寺)は約410km、柳津虚空蔵尊(円蔵寺)と伊勢朝熊山虚空蔵尊(金剛證寺)は約440km離れています。