日本三大鳥居は、福井県敦賀市の氣比神宮、奈良県桜井市の大神神社、広島県廿日市市の厳島神社の大鳥居の三基を指します。氣比神宮と厳島神社の大鳥居は木造の両部鳥居で、ともに国の重要文化財です。大神神社の大鳥居は耐候性鋼板で造られた高さ約32メートルの明神鳥居です。木造の鳥居に限って数える場合は、大神神社に代えて奈良県奈良市の春日大社一之鳥居を挙げ、こちらは日本三大木造鳥居と呼ばれます。
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A.三基のうち最も高いのは奈良県桜井市の大神神社大鳥居で、高さは三十二メートル余りあります。広島県廿日市市の厳島神社大鳥居は高さ約十六メートル、福井県敦賀市の氣比神宮大鳥居は高さ約十一メートルです。
A.氣比神宮大鳥居と厳島神社大鳥居は、主柱の前後に控柱を設けた「両部鳥居」という同じ形式です。一方、大神神社大鳥居は明神鳥居の形式で、二本の主柱がやや内側に傾く「転び」の技法によって視覚的な安定感と優美さを兼ね備えています。
A.厳島神社大鳥居は海底に杭を打たず、鳥居自体の重みだけで海中に立っています。主柱にはクスノキの自然木が使われ、根元には玉石が詰められています。島木の内部にも拳大の玉石が約七トン詰められており、台風や高潮にも倒れない安定性を実現しています。
A.創建は大宝二年(702年)と伝えられ、現存する鳥居は正保二年(1645年)に再建されたものです。旧神領であった佐渡から奉納された榁(むろ)の大木が用いられたと伝えられます。昭和二十年の敦賀空襲でも焼失を免れ、国の重要文化財に指定されています。
A.三基は福井県・奈良県・広島県の3県に分かれています。直線距離では、氣比神宮大鳥居と大神神社大鳥居が約130km、大神神社大鳥居と厳島神社大鳥居が約330km、氣比神宮大鳥居と厳島神社大鳥居が約370km離れています。