日本三大厄神(にほんさんだいやくじん)は、厄除けの御利益で知られる三大神社仏閣です。兵庫県西宮市の門戸厄神東光寺、京都府八幡市の石清水八幡宮、和歌山県かつらぎ町の丹生都比売神社を指します。これらは古くから厄年の参拝者で賑わい、災厄を払う霊験あらたかな聖地として信仰を集めています。
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A.門戸厄神(東光寺)の伝承で三つが結び付けられています。空海は厄神明王の像を三体刻み、国家安泰を願って高野山の天野社に、皇家安泰を願って石清水八幡宮に、国民安泰を願って東光寺に安置したと伝わります。丹生都比売神社は「天野明神」の名でも親しまれる高野山の鎮守です。
A.三つのうち門戸厄神(東光寺)だけがお寺で、残る二つは神社です。門戸厄神(東光寺)は高野山真言宗別格本山の寺院で、厄神明王を祀ります。石清水八幡宮は八幡大神を祀る神社、丹生都比売神社は丹生都比売大神を祀る神社で、全国の丹生神社の総本社にあたります。
A.門戸厄神(東光寺)は毎年一月十八日と十九日、石清水八幡宮は毎年1月15日から19日にかけて厄除大祭を営みます。門戸厄神では二日間で何万人もの参拝者がつめかけ、石清水八幡宮では最終日に焼納神事が行われます。丹生都比売神社の祭礼の日取りは記事にありません。
A.伝承の上では丹生都比売神社が最も古く、創建は千七百年余り前にさかのぼると伝えられます。石清水八幡宮は貞観元年(859年)に行教が勧請したのが起こりとされ、門戸厄神(東光寺)は天長六年(八二九年)の嵯峨天皇の厄除け祈願に始まると伝わります。
A.三か所は兵庫県・京都府・和歌山県の3府県に分かれています。直線距離では門戸厄神(東光寺)と石清水八幡宮が約30km、門戸厄神(東光寺)と丹生都比売神社が約60km、石清水八幡宮と丹生都比売神社が約70km離れています。