「佐久間灯籠」とも呼ばれる、日本を代表する3つの巨大な石灯籠の総称です。いずれも戦国武将・佐久間勝之が寄進したもので、その圧倒的な大きさと格式の高さから特別視されています。「南禅寺(京都府)」「熱田神宮(愛知県)」「上野東照宮(東京都)」の境内に鎮座し、江戸時代から名所として親しまれてきました。
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A.三基とも佐久間勝之が寄進した巨大な石灯籠だからです。勝之は信濃長沼藩主で、賤ヶ岳の戦いで名を馳せた佐久間盛政の弟、柴田勝家の甥にあたる人物です。南禅寺、熱田神宮、上野東照宮に同じ寄進者の灯籠が並ぶことから、三基は兄弟灯籠とも呼ばれています。
A.熱田神宮の佐久間灯籠です。高さは約8メートルあり、三基のなかでも群を抜いて最大の規模とされます。上野東照宮のお化け灯籠は背丈こそ控えめですが、笠石の張り出しが群を抜いており、真下から見上げると視界を覆うほどの迫力があります。
A.南禅寺の佐久間灯籠が最初の一基です。続いて熱田神宮の佐久間灯籠が寛永7年(1630年)に、上野東照宮のお化け灯籠が寛永8年(1631年)に奉納されました。南禅寺の灯籠は、藤堂高虎が再建した三門の落慶にあわせて奉納されたと伝わります。
A.佐久間勝之が海路の途中で暴風に遭い、熱田大神に祈って一命を取り留めたため、その加護への感謝として寄進したと伝わります。かつては社頭の近くまで伊勢湾の入り江が迫っており、灯籠の火は沖の船からも見えて灯台のような役目を果たしたと語り継がれています。
A.三基は京都府・愛知県・東京都の3都府県に分かれています。直線距離では南禅寺の佐久間灯籠と熱田神宮の佐久間灯籠が約100km、熱田神宮の佐久間灯籠と上野東照宮のお化け灯籠が約270km、南禅寺の佐久間灯籠と上野東照宮のお化け灯籠が約370km離れています。