日本三大酷道(にほんさんだいくこくどう)とは、日本の国道の中でも特に走行が困難で過酷な道路の総称です。一般的に、国道439号(四国)、国道425号(紀伊半島)、国道418号(岐阜ほか)の三つを指します。「酷道」は「国道」の読みをもじった俗称であり、狭隘な道幅、断崖絶壁、落石の危険など、スリルと冒険心を感じさせるスポットとしてマニアに知られています。
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A.三つとも、事情があって改良が後回しにされたためです。国道439号と国道425号は人口の少ない山間部を結ぶ路線で改良の優先度が低く、狭い区間が長く残りました。国道418号は木曽川沿いの区間がダム建設の計画と重なったことで改良が見送られ、通り抜けられない難所を抱えることになりました。
A.国道439号の「ヨサク」と国道425号の「シニゴー」は、どちらも路線番号の語呂合わせから生まれた愛称です。シニゴーは「死にゴー」とも書かれ、最も過酷な国道の一つとして語られてきました。国道418号は酷道の頂点を意味する「キングオブ酷道」の異名で呼ばれています。
A.最も長いのは国道439号で、総延長は約347キロメートルと四国の国道では二番目に長い道です。国道418号は約267キロメートル、国道425号はおよそ187キロメートルです。国道439号も全線が悪路というわけではなく、他の国道と重なる区間や改良済みの区間は快適に走れます。
A.走り通せません。岐阜県八百津町の木曽川右岸をたどる旧道は、狭隘路や未舗装、落石や法面崩壊が重なって通年の通行止めとなり、恵那市側まで事実上の廃道です。この一帯は新丸山ダムの完成でダム湖の底に沈む見通しで、新しい経路は山側を通るバイパスとして整備が進められてきました。
A.3路線は高知県・奈良県・岐阜県にまたがっています。直線距離では、国道439号と国道425号が約200km、国道425号と国道418号が約200km、国道439号と国道418号が約370km離れています。国道425号は大雨のたびに通行止めが出るため、全線を一度に走り通せる時期はごく限られています。