日本三奇橋

日本三奇橋

日本三奇橋(にほんさんききょう)は、日本の橋の中でも特に構造が特異で、歴史的な価値が高いとされる3つの橋の総称です。一般的には、アーチ構造の美しさで知られる「錦帯橋(山口県)」、深い渓谷に架かる刎橋「猿橋(山梨県)」、そしてカズラで編まれた吊り橋「祖谷のかずら橋(徳島県)」を指します。三つ目には日光の「神橋(栃木県)」や木曽の桟、愛本橋を挙げる説もあります。これらは古くからの架橋技術を今に伝える貴重な土木遺産であり、周囲の景観と一体となった美しさは多くの観光客を魅了しています。

日本三大図鑑>日本三奇橋

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猿橋
⛰️ 名所🏯 歴史
📍 山梨県 大月市

猿橋

(さるはし)

山梨県大月市の桂川に架かる木造の橋で、橋脚を使わず両岸から突き出した刎木(はねぎ)で桁を支える「刎橋」という珍しい構造を持っています。岩国の錦帯橋とともに日本三奇橋に数えられ、残る一つには祖谷のかずら橋や日光の神橋などを挙げる説があります。深い渓谷に架かる姿は国の名勝に指定され、歌川広重の浮世絵にも描かれています。

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錦帯橋
⛰️ 名所🏯 歴史
📍 山口県 岩国市

錦帯橋

(きんたいきょう)

錦帯橋は山口県岩国市の錦川に架かる木造五連アーチ橋で、日本三奇橋の一つです。1673年に創建され、頑丈な組木技術により美しい曲線を描いています。春の桜や秋の紅葉など、四季折々の景観と調和する美しさは格別です。

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祖谷のかずら橋
⛰️ 名所🏯 歴史
📍 徳島県 三好市

祖谷のかずら橋

(いやのかずらばし)

徳島県三好市西祖谷山村にある、野生のシラクチカズラで編まれた吊り橋です。日本三奇橋の一つに数えられます。平家落人が追っ手から逃れるために、いつでも切り落とせるように作ったという伝説が残っています。歩くとギシギシと揺れ、足元の隙間から谷底が見えるスリル満点の橋です。国指定の重要有形民俗文化財にも指定されています。

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❓ 日本三奇橋のよくある質問

Q.日本三奇橋の顔ぶれは決まっていますか?

A.資料によって異なります。猿橋と錦帯橋はほぼ動きませんが、残る一つには祖谷のかずら橋のほか、木曽の桟や日光の神橋、越中の愛本橋を挙げる説もあります。愛本橋は猿橋と同じ刎橋でしたが、明治期の洪水で流失し、現在は別の形式の橋に架け替えられています。

Q.日本三奇橋はそれぞれどんな構造の橋ですか?

A.三つとも構造が大きく異なります。猿橋は橋脚を立てずに両岸から刎木を四層に突き出して桁を受ける「刎橋」、錦帯橋は中央の3連が木造アーチ橋で両端の2連が桁橋という5連の橋です。祖谷のかずら橋は、山に自生するシラクチカズラの蔓を編み上げて造られた吊り橋です。

Q.日本三奇橋で最も長い橋はどれですか?

A.最も長いのは錦帯橋で、長さは193.3メートルです。祖谷のかずら橋は長さ約四十五メートル、猿橋は長さ約三十・九メートルです。水面からの高さでは、猿橋が約三十一メートル、祖谷のかずら橋が約十四メートルとなっています。

Q.日本三奇橋は架け替えられてきたのですか?

A.三つとも架け替えを重ねてきました。錦帯橋は江戸時代にアーチ橋の部分を約20年ごと、桁橋の部分を約40年ごとに架け替え、2001年度から2004年にかけて「平成の架替」が行われました。祖谷のかずら橋は三年に一度、地元のかずら橋保勝会の手で架け替えられ、猿橋は嘉永年間の絵図をもとに1984年に復元されたものです。

Q.日本三奇橋を一度に巡ることはできますか?

A.三つは山梨県・山口県・徳島県に分かれ、離れています。直線距離で最も近いのは錦帯橋と祖谷のかずら橋で約160km、猿橋と祖谷のかずら橋は約510km、猿橋と錦帯橋は約640kmです。猿橋だけが他の二つから大きく離れています。

📍 所在地マップ

愛知県愛媛県岡山県岐阜県京都府群馬県高知県三重県滋賀県新潟県静岡県長野県鳥取県島根県奈良県富山県福井県兵庫県和歌山県123猿橋錦帯橋祖谷のかずら橋100 km地図データ: Natural Earth
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