日本全国に存在する絶景の中でも、一風変わった奇岩や奇怪な地形で構成され、見る度肝を抜くような「奇妙な風景(奇麗・奇抜な景色)」を誇る3つの景勝地です。大分県の深奥に広がる奇岩群「耶馬渓」、瀬戸内海を見下ろす香川県の「寒霞渓」、そしてギザギザのノコギリのような岩峰が空を突く群馬県の「妙義山」が挙げられます。いずれも長年の火山活動や風雨の浸食によって生み出された自然の芸術作品であり、秋の紅葉シーズンには岩肌と木々の色彩が織りなす絶景オブ絶景となります。
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A.三つとも、火山活動でできた岩が長い年月をかけて浸食されて生まれた地形です。耶馬渓は溶岩や火山灰を山国川が浸食し、寒霞渓はおよそ1300万年前の火山活動とその後の地殻変動や浸食で、妙義山は古い火山の凝灰岩や溶岩が数百万年かけて風化・浸食されてできました。
A.三つとも秋の紅葉が岩肌に映える名所です。耶馬渓では深耶馬渓の「一目八景」が九州を代表する紅葉スポットとして知られ、寒霞渓ではロープウェイから奇岩と紅葉のパノラマを眺められます。妙義山では麓の妙義神社周辺や「さくらの里」から紅葉の山容を見上げられます。
A.耶馬渓は江戸時代後期に頼山陽が「耶馬渓天下無」と詠んだことで広く知られるようになりました。寒霞渓は明治時代から景勝地として知られ、1927年に日本百景に選ばれています。妙義山は古くから霊山とされ、中山道の難所としてその風景が絵巻物などに描かれました。
A.三つは大分県、香川県、群馬県に分かれています。直線距離で耶馬渓と寒霞渓は約310km、寒霞渓と妙義山は約450km、耶馬渓と妙義山は約760km離れており、一度に巡るには長い移動が必要です。