日本三大奇祭(にほんさんだいきさい)は、日本各地に伝わるユニークで変わった祭りのうち、特に有名な3つを指します。一般的には、秋田県の「なまはげ柴灯まつり」、長野県の「御柱祭」、山梨県の「吉田の火祭り」が挙げられることが多くなっています。
A.なまはげ柴灯まつりは毎年2月、吉田の火祭りは毎年8月26日と27日に行われます。御柱祭は毎年の行事ではなく、寅と申の年に営まれる祭礼です。冬の雪山、夏の終わりの炎、数年ごとの大祭と、開かれる時期も大きく異なります。
A.伝えられる歴史では御柱祭が最も長く、1200年を超えるとされます。なまはげは男鹿半島で千年近く受け継がれてきた伝統文化で、吉田の火祭りは400年以上の歴史を持つと伝えられています。いずれも言い伝えによる年数です。
A.なまはげは大晦日に家々を訪れる来訪神で、怠け者を戒め、家内安全と五穀豊穣を祈ります。吉田の火祭りは富士山の山じまいを告げ、噴火や火災が起こらないよう鎮めを祈る祭りです。御柱祭は山から切り出した巨木を人の力で曳き、諏訪大社の社殿の四隅に立てる祭礼です。
A.あります。なまはげは2018年に「来訪神 仮面・仮装の神々」の一つとしてユネスコの無形文化遺産に登録されました。吉田の火祭りは国の重要無形民俗文化財に指定されており、会場の北口本宮冨士浅間神社は世界文化遺産「富士山」の構成資産の一つです。
A.御柱祭の長野県諏訪市と吉田の火祭りの山梨県富士吉田市は直線距離で約90kmと近い位置にあります。秋田県男鹿市のなまはげ柴灯まつりからは、御柱祭まで約450km、吉田の火祭りまで約500km離れています。開催時期も異なるため、三つを一度に見ることはできません。