【概要】
なまはげ柴灯まつりは、秋田県男鹿市の真山神社で毎年2月に行われる冬の行事。神事「柴灯祭」と民俗行事「なまはげ」を組み合わせた観光行事で、雪山から降りてくるなまはげが柴灯火に照らし出される姿は勇壮かつ幻想的。
【歴史】
なまはげ柴灯まつりは秋田県男鹿市で毎年2月に開催される冬の奇祭で、民俗行事「なまはげ」と神事「柴灯祭」を組み合わせた観光イベントです。「なまはげ」は大晦日に各家庭を訪れる来訪神で、2018年にユネスコ無形文化遺産に登録されました。「泣く子はいねがー、怠け者はいねがー」の掛け声で知られ、子供たちを戒め、家内安全・五穀豊穣を祈願します。約1000年の歴史を持つ男鹿半島の伝統文化です。
【特徴】
なまはげは藁の衣装と鬼の面をつけた「来訪神」で、包丁と桶を持って家々を回ります。「男鹿のなまはげ」は全国に知られる秋田を代表する民俗行事。柴灯まつりでは真山神社境内にナマハゲが登場し、護摩の火に照らされた勇壮な姿を観光客にも見てもらえます。「恐怖」と「祝福」が一体となった独特の来訪神信仰は世界的にも珍しいとされます。
【見どころ】
柴灯まつりのクライマックスは、雪の中を松明の明かりで降りてくるナマハゲの群れ。神社境内で護摩が焚かれる中、ナマハゲが観客に迫る迫力満点の光景。「なまはげ館」では年間を通じてナマハゲ文化を体験でき、面を被っての記念撮影も可能。男鹿温泉郷では宿泊客向けに冬季限定の「ナマハゲ訪問」体験もあります。
【トリビア】
「なまはげ」の語源は「なもみを剥ぐ」で、囲炉裏に長時間あたるとできる「なもみ」(火だこ)を剥ぐ=怠け者を戒めるという意味。実際に包丁を振り回すナマハゲに泣き叫ぶ子供の姿はテレビでおなじみ。男鹿半島には約60の集落にそれぞれ異なるナマハゲの面が伝わり、その数は100種類以上。2018年に「来訪神:仮面・仮装の神々」としてユネスコ無形文化遺産に登録されました。




