日本三大金魚産地(にほんさんだいきんぎょさんち)とは、愛知県弥富市、奈良県大和郡山市、東京都江戸川区の三つの地域を指します。これらの地域は古くから金魚の養殖が盛んで、日本の金魚文化を支えてきた歴史と伝統があります。近年では熊本県長洲町も有数の生産地として知られています。
A.始まりは産地ごとに異なります。大和郡山金魚は享保九年(1724年)に柳澤吉里の家臣が持参したことに始まると伝えられます。弥富金魚はおよそ百五十年前にさかのぼり、江戸川金魚は明治三十年代に都心部の生産者が平井や小松川へ移ってきたことに始まります。
A.大和郡山金魚は年間およそ四千二百万匹が出荷されています。弥富金魚は生産量がかつて全国一を誇り、現在も奈良県に次ぐ規模を保っています。江戸川金魚は昭和十五年に五千万尾ほどを生産し、大和郡山や弥富と肩を並べる存在になりました。
A.夏に大きな催しが開かれます。弥富金魚では毎年7月に海南こどもの国で「やとみ金魚まつり」、江戸川金魚では毎年七月に行船公園で「江戸川区特産金魚まつり」が開かれます。大和郡山市では毎年八月に「全国金魚すくい選手権大会」が開かれています。
A.あります。大和郡山市の郡山金魚資料館では、六十種類ほどの金魚を泳ぐ姿のまま見比べられます。江戸川区の行船公園には無料で入れる金魚展示場があり、弥富市では直売に応じる養魚場で色や体形を見比べながら選べます。
A.産地は愛知県・奈良県・東京都に分かれています。直線距離で弥富金魚と大和郡山金魚は約100km、弥富金魚と江戸川金魚は約290km、大和郡山金魚と江戸川金魚は約390km離れています。