日本三大観音(にほんさんだいかんのん)とは、日本を代表する3つの観音霊場の総称です。東京の浅草観音(浅草寺)、名古屋の大須観音(寶生院)、三重の津観音(観音寺)を指します。庶民信仰の中心として古くから親しまれ、多くの参拝者で賑わう門前町を形成しています。
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A.始まりが最も古いのは浅草観音(金龍山浅草寺)で、推古天皇36年(628年)に網にかかった観音像を祀ったのが始まりと伝わります。津観音(恵日山観音寺)は和銅2年(709年)の創建と伝わり、大須観音(寶生院)は元亨4年(1324年)に開かれました。
A.三つとも聖観音を本尊とし、門前に賑やかな町が広がっている点が共通しています。浅草観音(金龍山浅草寺)には仲見世通り、大須観音(寶生院)には大須商店街、津観音(恵日山観音寺)には大門商店街があり、庶民の信仰とともに栄えてきました。
A.現存最古の『古事記』写本である真福寺本のことです。南北朝時代の1371年から翌年にかけて僧の賢瑜が書写したもので、国宝に指定されています。境内の大須文庫には、約1万5000冊にのぼる古典籍が収蔵されています。
A.伊勢参宮街道の要所にあったからです。「伊勢は津でもつ、津は伊勢でもつ」と伊勢音頭に唄われたほど、多くの旅人を迎えました。本尊の聖観音のほかに、伊勢神宮の天照大神の本地仏とされる国府阿弥陀如来も祀られています。
A.大須観音(寶生院)と津観音(恵日山観音寺)は直線距離で約60kmと近くにあります。浅草観音(金龍山浅草寺)からは、大須観音(寶生院)まで約270km、津観音(恵日山観音寺)まで約320km離れています。