日本三舞台(にほんさんぶたい)とは、古くから舞楽が奉納されてきた名高い舞台のことで、大阪府大阪市の四天王寺の石舞台と住吉大社の石舞台、広島県廿日市市の厳島神社の高舞台の三つを指します。大阪の二つは石造り、宮島の高舞台は朱塗りの板張りです。三つのうちに京都府京都市の清水寺の「清水の舞台」を数える説もあるため、このページでは清水寺もあわせて紹介しています。
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A.住吉大社の石舞台と四天王寺の石舞台は石造り、厳島神社の高舞台は朱塗りの板張りです。大阪の二つは池に張り出すように据えられ、いずれも国の重要文化財に指定されています。厳島神社の高舞台は祓殿の前に据えられ、本殿や平舞台とともに国宝に指定されており、能舞台としても用いられます。
A.銘の残る年代では厳島神社の高舞台が最も古く、天文15年(1546年)に棚守房顕が擬宝珠を寄進した銘が残ります。住吉大社の石舞台は慶長12年(1607年)の社殿の造営にあわせて奉納されました。四天王寺の石舞台は元和9年(1623年)に木造で設けられ、文化5年(1808年)に石造として造り直されたと伝わります。
A.住吉大社の石舞台では毎年5月の初卯日の卯之葉神事で舞楽が奉納されます。厳島神社の高舞台では年に九度ほど奉納され、四月の桃花祭と十月の菊花祭が華やかな機会です。四天王寺の石舞台では、聖徳太子の忌日にちなむ4月22日の聖霊会舞楽大法要で舞楽が舞われます。
A.日本三舞台は住吉大社の石舞台、厳島神社の高舞台、四天王寺の石舞台の三つを指しますが、清水寺の「清水の舞台」を数える説もあります。清水の舞台は本尊の観音菩薩に舞楽や芸能を奉納するための場として設けられた、懸造りの木造の舞台です。
A.大阪府の住吉大社の石舞台と四天王寺は直線距離で約5kmと近く、続けて訪ねやすい位置にあります。広島県の厳島神社は離れており、直線距離で住吉大社の石舞台から約290km、四天王寺から約300kmです。清水寺まで足をのばす場合、四天王寺からは直線距離で約50kmです。