日本三大梵鐘(にほんさんだいぼんしょう)とは、日本を代表する巨大で歴史ある3つの梵鐘のことです。「知恩院」「東大寺」「方広寺」の鐘が数えられ、その大きさや重さ、そして歴史的なエピソードで知られています。
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A.東大寺の鐘です。大仏の開眼供養が営まれた天平勝宝4年(752年)の鋳造と伝わり、国宝に指定されています。方広寺の鐘は慶長19年(1614年)、知恩院の鐘は寛永13年(1636年)の鋳造です。
A.方広寺の鐘です。重さは82トンを超え、現存する梵鐘の中でも最大級とされます。知恩院の鐘は約70トン、東大寺の鐘は26トンを超える重さです。高さも方広寺の鐘がおよそ4.2メートルで、東大寺の鐘のおよそ3.9メートル、知恩院の鐘のおよそ3.3メートルを上回ります。
A.鐘に刻まれた「国家安康」「君臣豊楽」の銘文が徳川家康の怒りに触れたためです。家康は「国家安康」が自分の名を二つに切り離すもので、「君臣豊楽」は豊臣を君として楽しむ意だと難じました。銘を撰した文英清韓の弁明は受け入れられず、大坂の陣の口実となったと伝わります。
A.親綱を持つ一人と子綱を握る十六人、あわせて十七人の僧侶によって撞かれます。「えーい、ひとーつ」「そーれ」の掛け声とともに、親綱の僧が鐘に背を向け、仰向けに倒れ込むようにして撞木を引きます。本番に備えて12月27日には試し撞きも行われます。
A.三つの鐘は京都府と奈良県にあり、比較的近くにまとまっています。知恩院の鐘と方広寺の鐘はどちらも京都市にあり、直線距離で約2kmです。東大寺の鐘とは、知恩院の鐘が約40km、方広寺の鐘が約30km離れています。