日本三大カキツバタ自生地

日本三大カキツバタ自生地

愛知県刈谷市の小堤西池、京都市北区の大田ノ沢、鳥取県岩美町の唐川湿原に広がるカキツバタの群落は、いずれも国の天然記念物に指定された貴重な自生地で、日本三大カキツバタ自生地と呼ばれます。カキツバタは初夏の湿地に紫の花を咲かせるアヤメ科の植物で、古くは万葉集や伊勢物語にも詠まれてきました。開発によって自生地が失われる中、三か所とも地域の人々の手で守られ、5月には見頃を迎えた花を見に多くの人が訪れます。

日本三大図鑑>日本三大カキツバタ自生地

#アフィリエイト広告 このページには広告(アフィリエイトリンク)が含まれています

小堤西池のカキツバタ群落
🌿 自然
📍 愛知県 刈谷市

小堤西池のカキツバタ群落

(こづつみにしいけのかきつばたぐんらく)

愛知県刈谷市井ケ谷町にある農業用のため池で、池の一角に広がるカキツバタの群落は1938年に国の天然記念物に指定されました。5月中旬から下旬にかけて紫の花が一面に咲き、地元の保存会が長年にわたり手入れを続けています。愛知県の県花がカキツバタである由来の地の一つです。

小堤西池のカキツバタ群落の詳細を見る »
大田ノ沢のカキツバタ群落
🌿 自然
📍 京都府 京都市

大田ノ沢のカキツバタ群落

(おおたのさわのかきつばたぐんらく)

京都市北区上賀茂の大田神社の境内に広がる沢で、約2万5千株のカキツバタが自生しています。平安時代の歌人・藤原俊成が歌に詠んだことで知られ、1939年に国の天然記念物に指定されました。5月上旬から中旬が見頃で、上賀茂神社の参拝と合わせて訪れる人でにぎわいます。

大田ノ沢のカキツバタ群落の詳細を見る »
唐川のカキツバタ群落
🌿 自然
📍 鳥取県 岩美町

唐川のカキツバタ群落

(からかわのかきつばたぐんらく)

鳥取県岩美町の山あい、標高370メートルから400メートルに広がる唐川湿原に自生するカキツバタの群落で、1944年に国の天然記念物に指定されました。約100種の湿原植物が生育する湿原の下流部に群落が広がり、5月中旬から6月初旬にかけて紫の花が咲きます。山陰海岸ジオパークの見どころの一つです。

唐川のカキツバタ群落の詳細を見る »

❓ 日本三大カキツバタ自生地のよくある質問

Q.日本三大カキツバタ自生地はいつ天然記念物に指定されたのですか?

A.三か所とも国の天然記念物で、指定が最も早いのは小堤西池のカキツバタ群落です。小堤西池は1938年、大田ノ沢のカキツバタ群落は1939年、唐川のカキツバタ群落は1944年に指定されました。いずれも規模や景観、学術的な価値が評価されています。

Q.日本三大カキツバタ自生地の花の見頃はいつですか?

A.三か所とも5月に見頃を迎えます。大田ノ沢のカキツバタ群落は5月上旬から中旬、小堤西池のカキツバタ群落は5月中旬が見頃です。山あいの唐川のカキツバタ群落は6月初旬まで花が咲きます。

Q.日本三大カキツバタ自生地の三か所にはどんな違いがありますか?

A.小堤西池のカキツバタ群落は農業用のため池の湿地にあり、肥料を与えない自生のままの姿で草丈が低めです。大田ノ沢のカキツバタ群落は京都市北区の大田神社の境内にあり、約2万5千株が湧き水に潤されています。唐川のカキツバタ群落は標高370メートルから400メートルの湿原にあり、花の色が濃いといわれます。

Q.日本三大カキツバタ自生地はどのように守られているのですか?

A.三か所とも地域の人々の手で守られています。小堤西池では1976年に結成された「小堤西池のカキツバタを守る会」が草刈りや竹の伐採を続けています。唐川では日照不足やシカの食害で株が激減したため、岩美町が周囲の樹木の伐採や土壌整備など再生に取り組んでいます。

Q.日本三大カキツバタ自生地の三か所はどれくらい離れていますか?

A.三か所は愛知県・京都府・鳥取県にあります。直線距離では小堤西池のカキツバタ群落と大田ノ沢のカキツバタ群落が約120km、大田ノ沢のカキツバタ群落と唐川のカキツバタ群落が約140km、小堤西池のカキツバタ群落と唐川のカキツバタ群落が約250km離れています。

📍 所在地マップ

岐阜県三重県石川県大阪府鳥取県奈良県福井県兵庫県312小堤西池のカキツバタ群落大田ノ沢のカキツバタ群落唐川のカキツバタ群落50 km地図データ: Natural Earth
  1. 1小堤西池のカキツバタ群落Google マップ
  2. 2大田ノ沢のカキツバタ群落Google マップ
  3. 3唐川のカキツバタ群落Google マップ