「日本三大藤」は、圧倒的なスケールと美しさで見る者を魅了する、日本を代表する3つの有名な藤(ふじ)の名所や巨樹を指します。埼玉県の「牛島の藤」、大阪府の「野田の藤」、奈良県の「春日野の藤」が含まれ、それぞれが特別天然記念物であったり、古代から和歌に詠まれるなど、長い歴史と品格を兼ね備えた素晴らしい景観を誇ります。
#アフィリエイト広告 このページには広告(アフィリエイトリンク)が含まれています
A.牛島の藤は例年4月中旬から5月上旬、野田の藤は4月中旬から下旬、春日野の藤の「砂ずりの藤」は例年4月下旬から5月上旬が見頃です。牛島の藤はこの時期だけ藤花園が開園し、開花は年ごとの気候に左右されるため、事前に開花状況を確かめると安心です。
A.一本の木として最も古いと伝わるのは牛島の藤で、樹齢は1200年を超えると伝えられます。春日野の藤の「砂ずりの藤」は樹齢700年から800年以上と推定される古木です。野田の藤は特定の一本ではなく、福島区一帯に伝わる藤で、鎌倉時代にはすでに自生していたと伝えられます。
A.関係があります。植物学者の牧野富太郎が、大阪市福島区の野田の藤にちなんでノダフジと命名しました。ノダフジは日本固有種で、つるが右巻きに伸びるのが特徴です。2024年7月に発行された新しい5000円札の裏面にもノダフジの花が描かれています。
A.藤は春日大社の社紋「下り藤」でもあり、古くから境内に自生していた藤に藤原氏のゆかりが重なって定紋となったためです。巫女の髪飾りにも藤の花があしらわれ、授与されるお守りにも藤がデザインされています。萬葉植物園の「藤の園」には20品種約200本の藤が植えられています。
A.大阪府の野田の藤と奈良県の春日野の藤は直線距離で約30kmと近く、あわせて訪ねやすい位置にあります。埼玉県の牛島の藤は、野田の藤から直線距離で約420km、春日野の藤から約380km離れています。見頃の時期も少しずつ異なります。