日本三大秘境(にほんさんだいひきょう)は、日本の深い山間や僻地にあり、かつて独自の文化や伝説が育まれた3つの地域、岐阜県の「白川郷」、徳島県の「祖谷(いや)」、宮崎県の「椎葉村(しいばそん)」を指します。いずれも平家の落人伝説が残る場所としても知られ、現在ではその美しい景観と伝統的な生活様式が観光客を惹きつけています。
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A.3か所とも深い山間にあり、独自の文化や伝統的な暮らしが受け継がれてきた点が共通しています。いずれも平家の落人伝説が残る場所として知られ、祖谷と椎葉村には1185年の壇ノ浦の戦いに敗れた平家の一族がこの地へ逃れたと伝わります。
A.豪雪地帯の厳しい冬の積雪に耐えるためです。屋根の勾配は60度近くもあり、両手を合わせたような形から合掌造りと呼ばれます。釘などの金属部品を使わず木材と縄だけで組み立てられ、約30年ごとの屋根の吹き替えは「結(ゆい)」と呼ばれる住民の助け合いで受け継がれてきました。
A.シラクチカズラで編まれた橋で、国の重要有形民俗文化財です。長さ45メートル、水面からの高さは14メートルあり、床板の隙間から谷底がのぞきます。3年ごとに架け替えられ、実際にはワイヤーで補強されています。追手に備えていつでも切り落とせるよう蔓で編んだという伝説も持ちます。
A.追討使として送られた那須大八郎と、平家の姫・鶴富姫の悲恋の物語です。大八郎は静かに暮らす人々の姿を見て討伐を思いとどまり、やがて鶴富姫と心を通わせて子をもうけたと伝わります。鶴富屋敷の名で親しまれる那須家住宅は国の重要文化財です。
A.岐阜県・徳島県・宮崎県にあり、互いに大きく離れています。直線距離で白川郷と祖谷は約380km、祖谷と椎葉村は約300km、白川郷と椎葉村は約670kmです。