日本三大緞通

日本三大緞通

日本三大緞通(にほんさんだいだんつう)は、堺緞通(大阪府)、赤穂緞通(兵庫県)、鍋島緞通(佐賀県)の総称です。これらは江戸時代から続く伝統的な手織り絨毯で、それぞれの地域独自のデザイン、素材、織り方が特徴です。木綿を主な素材とし、日本の気候風土に合った手織りの敷物は、芸術品としても評価が高いものです。

日本三大図鑑>日本三大緞通
堺緞通
🥢 名産🎭 文化
📍 大阪府 堺市

堺緞通

(さかいだんつう)

堺緞通は、大阪府堺市で生産される敷物です。江戸時代後期に始まったとされ、中国渡りの敷物や鍋島緞通を手本に始まり、木綿を主な素材として独自の発展を遂げました。厚みがあり、堅牢で、幾何学模様や花柄などのデザインが特徴です。

堺緞通の詳細を見る »
赤穂緞通
🥢 名産🎭 文化
📍 兵庫県 赤穂市

赤穂緞通

(あこうだんつう)

赤穂緞通は、兵庫県赤穂市特産の手織り絨毯です。江戸時代末期に児島なかが研究を始め、明治初期に完成したもので、上質な木綿糸のみを使用し、「摘み織り」という独自の技法で織られます。藍、茶、白を基調とした古風で雅な柄が多く、使い込むほどに風合いが増します。

赤穂緞通の詳細を見る »
鍋島緞通
🥢 名産🎭 文化
📍 佐賀県 佐賀市

鍋島緞通

(なべしまだんつう)

鍋島緞通は、佐賀県で生産される日本最古の木綿緞通です。江戸時代に佐賀藩(鍋島藩)の御用品として保護・奨励され、将軍家への献上品ともされました。「蟹牡丹(かにぼたん)」などの格調高い文様と、肌触りの良さが特徴です。

鍋島緞通の詳細を見る »

❓ 日本三大緞通のよくある質問

Q.日本三大緞通のうち、最も歴史が古いのはどれですか?

A.鍋島緞通です。江戸時代の元禄期にあたる1688年から1704年ごろに佐賀城下の郊外で織り始められたと伝わり、日本最古の木綿の緞通とされています。堺緞通は天保2年(1831年)、赤穂緞通は1870年(明治3年)に座布団大の緞通を織り上げたのが始まりと伝わります。

Q.堺緞通と鍋島緞通にはどのような関わりがありますか?

A.堺緞通は鍋島緞通を手本の一つとして生まれました。天保2年(1831年)に堺の糸物商・藤本庄左衛門が、佐賀の鍋島緞通や中国渡りの敷物を手本として職人に織らせ、売り出したのが始まりと伝わります。

Q.赤穂緞通の図柄が浮き彫りのように見えるのはなぜですか?

A.一丁の鋏で行う三種類の「摘み」を重ねるからです。文様の際を切り込む筋摘み、パイルを5ミリから7ミリの高さにそろえる地摘み、輪郭を強調する仕上げ摘みによって、図柄が鮮明に立ち上がり、独特の陰影が生まれます。

Q.鍋島緞通が江戸時代に庶民の目に触れなかったのはなぜですか?

A.佐賀藩の御用品として厳しく保護され、一般への売買が禁じられていたからです。将軍家への月並の献上品にも指定され、幕末まで特権的な敷物であり続けました。明治以降にようやく民間で織られるようになりました。

Q.日本三大緞通の産地は、どのくらい離れていますか?

A.三つの産地は大阪府、兵庫県、佐賀県にあります。直線距離で堺緞通と赤穂緞通は約100km、赤穂緞通と鍋島緞通は約410km、堺緞通と鍋島緞通は約500km離れています。

📍 所在地マップ

愛媛県岡山県京都府熊本県広島県高知県山口県大分県鳥取県島根県徳島県和歌山県213堺緞通赤穂緞通鍋島緞通100 km地図データ: Natural Earth
  1. 1堺緞通Google マップ
  2. 2赤穂緞通Google マップ
  3. 3鍋島緞通Google マップ