日本三大ねぎ(にほんさんだいねぎ)は、兵庫県朝来市の岩津ねぎ、群馬県の下仁田ねぎ、福岡県の博多万能ねぎを指します。それぞれ独自の風味と食感を持ち、地域の食文化に深く根付いた伝統野菜として愛されています。
A.岩津ねぎは青葉から白根まで食べられる中間種、下仁田ねぎは白い部分が極太で短いねぎ、博多万能ねぎは細くて柔らかい青ねぎです。岩津ねぎと下仁田ねぎは加熱すると甘みが増し、博多万能ねぎは辛味が穏やかで生のまま食べるのに向いています。
A.岩津ねぎと下仁田ねぎは冬のねぎで、博多万能ねぎは年間を通じて出荷されます。岩津ねぎは11月23日が販売解禁日で、3月21日頃までの冬季限定で出荷されます。下仁田ねぎの旬は12月から1月頃で、博多万能ねぎはハウス栽培によって安定して出荷されています。
A.岩津ねぎと下仁田ねぎは江戸時代から続く伝統野菜です。岩津ねぎは生野代官所への贈答用として栽培が始まったと伝えられ、下仁田ねぎには1805年(文化2年)に江戸の武家からねぎを求める書状が届いた記録があります。博多万能ねぎは1977年に地元の農協が命名したブランドです。
A.岩津ねぎと下仁田ねぎは、他の土地では同じ味にならないとされます。岩津ねぎは同じ種をまいても特有の風味にならないといわれ、下仁田ねぎは他の土地に植えると太くならなかったり味が落ちたりします。博多万能ねぎはJA筑前あさくらの登録商標で、産地以外のものは同じ名前で販売できません。
A.兵庫県朝来市、群馬県下仁田町、福岡県朝倉市と3県に分かれています。直線距離で岩津ねぎと下仁田ねぎは約370km、岩津ねぎと博多万能ねぎは約440km、下仁田ねぎと博多万能ねぎは約800km離れています。