日本三大提灯祭り(にほんさんだいちょうちんまつり)は、数多くの提灯を用いた華麗な祭りの代表格で、秋田県の「竿燈まつり」、福島県の「二本松の提灯祭り」、愛知県の「尾張津島天王祭」の3つを指します。竿燈まつりと尾張津島天王祭は夏、二本松の提灯祭りは秋の10月に行われます。稲穂に見立てた竿燈を操る妙技、数百の提灯で飾られた太鼓台の勇壮な練り歩き、川面に光を映す優美な巻藁船など、地域色豊かな光の演出が特徴です。暗闇に何千もの提灯が浮かび上がる幻想的な光景は、毎年多くの見物客を魅了し続けています。
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A.竿燈まつりは竹竿、二本松の提灯祭りは太鼓台と呼ばれる山車、尾張津島天王祭は巻藁船に提灯を飾ります。竿燈は高さ12メートルの竹竿に46個、二本松は太鼓台の提灯枠に約300個の紅提灯、巻藁船は365個の提灯を半円形に飾り付けます。
A.三つのうち最も古いのは、600年近い歴史をもつ尾張津島天王祭です。二本松の提灯祭りは1664年に丹羽光重が二本松神社をまつって始めさせたのが起源で、竿燈まつりは宝暦年間(1751年〜1764年)には既に原型があったとされます。
A.竿燈は、提灯を米俵に、竿全体を稲穂に見立てたものです。もとは夏の睡魔や汚れを払う「ねぶり流し」というお盆の行事でしたが、五穀豊穣を祈る行事と結びついて現在の形へ発展しました。
A.宵祭では提灯を飾った巻藁船が夜の天王川に浮かび、翌日の朝祭では提灯をすべて外し、能人形や置物などで飾った車楽船が川面を漕ぎ進みます。朝祭では市江車から10人の鉾持ちが川へ飛び込み、布鉾を掲げて泳ぐ勇壮な場面も見られます。
A.三つは秋田県、福島県、愛知県で開かれます。直線距離で秋田竿燈まつりと二本松の提灯祭りは約240km、二本松の提灯祭りと尾張津島天王祭は約430km、秋田竿燈まつりと尾張津島天王祭は約590km離れています。