日本三大御田植祭(にほんさんだいおたうえまつり)は、日本各地で行われる御田植祭の中でも特に歴史が古く、格式高いとされる3つの祭りです。千葉県の香取神宮、三重県の伊雑宮、大阪府の住吉大社の神事を指し、伊雑宮と住吉大社の神事は国の重要無形民俗文化財に指定され、香取神宮の神事も室町時代の文献に記録が残るなど、いずれも五穀豊穣を祈願する神聖な行事として継承されています。
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A.香取神宮御田植祭は毎年4月の第1土曜日と翌日曜日の2日間、住吉大社御田植神事は毎年6月14日、伊雑宮御田植祭は毎年6月24日に斎行されています。春の香取神宮に始まり、6月に住吉大社と伊雑宮が続く日程です。
A.香取神宮御田植祭は明徳2年(1391年)の文献にすでに存在が記されています。伊雑宮御田植祭は現在の形が平安時代末期に整ったという説が一般的で、住吉大社御田植神事は神功皇后が御田を作らせたのが始まりであると伝わります。
A.竹取神事は伊雑宮御田植祭の最大の見せ場です。神田の中央に立てられた「太一」と記した大団扇つきの忌竹を、下帯姿の男衆が泥にまみれながら激しく奪い合います。この竹の一片を船に祀れば豊漁になると伝わっています。
A.八乙女による田舞、御稔女による神田代舞、甲冑をまとった一行の風流武者行事、棒打合戦、田植踊などが次々と奉納されます。締めくくりには約150人の子どもたちによる住吉踊が登場し、神事は昼過ぎから夕刻まで続きます。
A.3か所は千葉県・三重県・大阪府に分かれています。直線距離で伊雑宮御田植祭と住吉大社御田植神事は約120km、香取神宮御田植祭と伊雑宮御田植祭は約380km、香取神宮御田植祭と住吉大社御田植神事は約480km離れています。