日本三大茶

日本三大茶

静岡茶・宇治茶・狭山茶を総称して日本三大茶(三大銘茶)と呼びます。狭山茶摘み歌の一節「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」が広く知られ、それぞれ水色の美しさ、覆い香の豊かさ、火入れによる濃厚な味わいという持ち味を一言で言い表しています。生産量日本一の静岡、高級茶の代名詞である宇治、産地の北限に近い狭山と、成り立ちも風土も異なる三つの産地を巡れば、日本茶の奥深さを一通り味わうことができます。

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狭山茶
🥢 名産🍜 料理
📍 埼玉県 入間市

狭山茶

(さやまちゃ)

埼玉県西部を中心に生産される茶で、生産量の約6割を入間市が占めます。鎌倉時代に武蔵国で始まったと伝わり、江戸時代後期に吉川温恭らが再興して「狭山茶」の名が生まれました。寒い産地ゆえの肉厚な葉と、強い火入れで仕上げる「狭山火入れ」が生む甘く濃厚なコクが持ち味で、「味は狭山」と歌われます。

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静岡茶
🥢 名産🍜 料理
📍 静岡県 静岡市

静岡茶

(しずおかちゃ)

静岡茶は、生産量日本一を誇る静岡県の名産品です。温暖な気候と火山灰土壌が茶栽培に最適で、「色は静岡」と称されるほど美しい水色が特徴となっています。深蒸し製法により渋みが抑えられ、まろやかな口当たりが人気です。

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宇治茶
🥢 名産🍜 料理
📍 京都府 宇治市

宇治茶

(うじちゃ)

京都府南部の宇治を中心に生産される、日本を代表する高級茶です。鎌倉時代に明恵上人が栂尾から茶を伝えたのが始まりとされ、室町時代には将軍家の庇護を受けて名声を確立しました。覆下栽培による玉露や抹茶の発祥地であり、「香りは宇治」と歌われる豊かな香りと深い旨みで知られています。

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❓ 日本三大茶のよくある質問

Q.日本三大茶の「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」とはどういう意味ですか?

A.狭山茶摘み歌の一節で、三つの茶の持ち味を一言で言い表したものです。静岡茶は美しい水色、宇治茶は覆下栽培が引き出す豊かな覆い香、狭山茶は強めの火を入れる「狭山火入れ」による甘く濃厚なコクが持ち味とされます。

Q.日本三大茶で生産量が最も多いのはどれですか?

A.生産量が最も多いのは静岡茶です。静岡の産地は栽培面積でも荒茶の生産量でも全国のおよそ四割を占め、長らく日本一の茶どころとして知られてきました。狭山茶は生産量では静岡や宇治に及びませんが、味の濃さで三大銘茶の一角を占め続けています。

Q.宇治茶は宇治で作られたお茶だけを指すのですか?

A.宇治で作られた茶だけではありません。「宇治茶」と名乗れるのは、京都・奈良・滋賀・三重の四府県で生産された茶葉を京都府内で仕上げ加工したものと定義されています。宇治茶の中心地は京都府南部の宇治で、覆下栽培から生まれた玉露や抹茶が代名詞です。

Q.狭山茶は狭山市で作られているのですか?

A.狭山茶の生産の中心は狭山市ではなく入間市で、狭山茶全体の約6割を担っています。名前は、産地一帯が古くから「狭山」と呼ばれた丘陵地帯にあることに由来します。埼玉県内だけでなく、東京都の西多摩地域で同じ製法で作られた茶も狭山茶として出荷されています。

Q.日本三大茶の産地はどのくらい離れていますか?

A.三つの産地は静岡県・京都府・埼玉県に分かれています。直線距離で静岡茶と狭山茶の産地は約130km、静岡茶と宇治茶は約230km、宇治茶と狭山茶は約340km離れています。新茶の時期は、静岡では四月下旬から五月、狭山では5月で、摘み取りの香りに包まれた茶畑を楽しめます。

📍 所在地マップ

愛知県岐阜県群馬県三重県山梨県神奈川県長野県東京都奈良県富山県312静岡茶宇治茶狭山茶50 km地図データ: Natural Earth
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