厳島神社

(いつくしまじんじゃ)
📍 中国広島県 廿日市市⛩️ 寺社⛰️ 名所

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【概要】

厳島神社は、広島県廿日市市の宮島に鎮座し、1168年ごろに平清盛が寝殿造の社殿を海上に造営した古社です。祓殿の前に据えられた朱塗りの高舞台は本殿や平舞台とともに国宝で、天文15年(1546年)に棚守房顕が擬宝珠を寄進した銘が残ります。四天王寺と住吉大社の石舞台と並ぶ日本三舞台のうち唯一の板張りで、桃花祭や菊花祭など年に九度ほど蘭陵王などの舞楽が奉納されます。

【歴史】

広島県廿日市市に属する宮島に鎮座する厳島神社は、593年に佐伯鞍職が創建したと伝わる古社です。平安時代末期の1168年ごろ、平清盛が寝殿造の様式を取り入れて海上に壮麗な社殿を造営し、現在に近い姿が整えられました。舞楽もこのとき清盛が都から移し伝えたとされ、社殿の中心に据えられた高舞台とともに八百年以上にわたって受け継がれ、1996年には世界文化遺産に登録されています。

【特徴】

厳島神社の高舞台は、本社の祓殿の前に据えられた朱塗りの舞台で、本殿や拝殿、平舞台とともに国宝に指定されています。四方に高欄をめぐらせ、前後に階段を備えた優美な造りで、天文15年(1546年)に神主を務めた棚守房顕が擬宝珠を寄進したことを示す銘が残ります。当初は必要に応じて組み立てる方式でしたが、江戸時代の初めに現在のような据え付けの構造になったと考えられています。

【見どころ】

高舞台では年に九度ほど舞楽が奉納され、なかでも四月の桃花祭と十月の菊花祭は、朱塗りの社殿と青い海、そして背後にそびえる弥山の緑が重なる舞台で舞が披露される華やかな機会です。満潮時には回廊も舞台も海に浮かんでいるように見え、干潮時には高さ約16メートルの大鳥居の足元まで歩いて近づけます。潮の満ち引きによって景色が一変するところが最大の魅力といえます。

【トリビア】

厳島神社の高舞台は、大阪の四天王寺と住吉大社の石舞台とともに「日本三舞台」に数えられます。石造りの二基に対して宮島だけが板張りで、能舞台としても用いられる点が大きく異なります。伝わる舞楽は蘭陵王や納曽利など二十曲を超え、平清盛が四天王寺の楽人を招いて移し伝えたものといわれ、平安の宮廷の芸能を今に残す貴重な財産として大切に守られています。

📅 最終更新: 2026/9/13
厳島神社
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です