別府八湯

別府八湯

別府八湯は、大分県別府市にある別府温泉・浜脇温泉・観海寺温泉・堀田温泉・明礬温泉・鉄輪温泉・柴石温泉・亀川温泉という八つの温泉郷をまとめて呼ぶ名です。別府市は源泉の数も湧出量も全国一を誇り、狭い範囲に泉質の異なる湯が集まっています。1996年に有志が別府八湯独立宣言を掲げたことで、この呼び名が広く定着したとされます。

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別府温泉
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📍 大分県 別府市

別府温泉

(べっぷおんせん)

大分県別府市に湧く温泉の総称で、源泉数・湧出量ともに日本一を誇ります。狭い意味では別府駅周辺の温泉を指し、鉄輪や明礬などと並ぶ「別府八湯」の一つに数えられます。街じゅうのあちこちから白煙が立ちのぼる湯けむりの景観や、海地獄・血の池地獄などを巡る「地獄めぐり」が世界的に有名です。

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浜脇温泉
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📍 大分県 別府市

浜脇温泉

(はまわきおんせん)

浜脇温泉は、別府市の南の端で朝見川が別府湾に注ぐ河口一帯に開けた温泉街で、別府温泉発祥の地と呼ばれてきました。浜辺から湯が湧いたことが浜脇という地名の由来とされ、江戸時代には港町と門前町を兼ねてにぎわいました。明治から大正にかけては花街が栄え、いまも路地に昔ながらの旅館や共同湯の面影が残っています。

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観海寺温泉
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📍 大分県 別府市

観海寺温泉

(かんかいじおんせん)

観海寺温泉は、別府市の西寄りの山腹、海抜およそ150メートルの高台に開けた温泉地です。別府八湯のなかで最も見晴らしがよく、湯船から別府の市街と別府湾を一望できます。鎌倉時代の開湯と伝えられ、昭和のはじめの大火から立ち直ったのちは眺望を売りにする大型のリゾートホテルが立ち並び、別府観光の中心のひとつになりました。

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堀田温泉
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📍 大分県 別府市

堀田温泉

(ほりたおんせん)

堀田温泉は、別府市の西の玄関口にあたる山あいに湧く温泉で、由布院や日田、太宰府へ通じる街道の要衝として開かれました。江戸時代には長旅の疲れを癒す湯治場としてにぎわい、それ以前は立石の湯と呼ばれていたと伝えられます。いまも田畑や谷あいから盛んに硫気が噴き出し、豊かな湯が別府の市内各所へ送られています。

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明礬温泉
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📍 大分県 別府市

明礬温泉

(みょうばんおんせん)

明礬温泉は、別府市の西の山腹に湧く高所の温泉で、藁葺きの湯の花小屋が斜面に並ぶ景色で知られます。江戸時代には染物や薬に使うミョウバンの産地として幕府に重んじられ、その採取事業とともに湯治場が育ちました。別府八湯のなかで最も硫黄の香りが濃く、青みを帯びた乳白色の湯にゆったり浸かれる、山あいの温泉地でもあります。

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鉄輪温泉
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📍 大分県 別府市

鉄輪温泉

(かんなわおんせん)

鉄輪温泉は、別府市の北西の斜面に広がる温泉地で、家々の屋根のあいだから湯煙が立ちのぼる光景は別府を象徴する風景として知られます。鎌倉時代に一遍上人が開いたと伝わる蒸し湯を核に、湯治客を泊める貸間旅館や共同浴場が細い坂道にびっしりと密集していて、別府八湯のなかでは最も温泉場らしい情緒を色濃く残した一帯です。

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柴石温泉
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📍 大分県 別府市

柴石温泉

(しばせきおんせん)

柴石温泉は、別府市の北、鉄輪から谷を隔てた山あいに湧く温泉で、別府八湯のなかでもとりわけ古い由緒を伝えます。895年に醍醐天皇、1044年に後冷泉天皇が湯治に訪れたという伝承が残り、江戸時代に付近で植物の化石が見つかったことから柴石の名になったといいます。すぐそばには血の池地獄と龍巻地獄があります。

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亀川温泉
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📍 大分県 別府市

亀川温泉

(かめがわおんせん)

亀川温泉は、別府市の北の玄関口にあたる海沿いの温泉地で、砂浜に湧く湯を利用した天然の砂湯が名物として知られてきました。江戸時代には小倉へ通じる街道の宿場と湯治場を兼ねてにぎわい、明治期には北の亀川と呼ばれて南の浜脇と並ぶ賑わいの中心になりました。海辺のいたるところから、塩気を帯びた熱い湯がいまも豊かに湧き出しています。

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❓ 別府八湯のよくある質問

Q.別府八湯という呼び名はいつから広まったのですか?

A.1996年に有志が別府八湯独立宣言を掲げたことで、この呼び名が広く定着したとされます。別府八湯は大分県別府市にある別府温泉・浜脇温泉・観海寺温泉・堀田温泉・明礬温泉・鉄輪温泉・柴石温泉・亀川温泉の八つの温泉郷をまとめた名です。

Q.別府八湯はそれぞれどれくらい離れていますか?

A.八つとも別府市内にあり、互いの直線距離はおおむね数km以内です。最も離れた組み合わせでも浜脇温泉と明礬温泉、浜脇温泉と柴石温泉の約7kmで、鉄輪温泉と柴石温泉、別府温泉と浜脇温泉はどちらも約1kmの近さです。

Q.別府八湯のうち国の重要文化的景観に選ばれたのはどこですか?

A.明礬温泉と鉄輪温泉です。2012年に、別府の湯けむり・温泉地景観として国の重要文化的景観に選定されました。明礬温泉は藁葺きの湯の花小屋が斜面に並ぶ景色、鉄輪温泉は家々の屋根のあいだから湯煙が立ちのぼる町並みで知られます。

Q.別府八湯で最も高い場所にある温泉はどこですか?

A.観海寺温泉が八湯のうちで最も標高が高く、海抜およそ150メートルの斜面に宿が段々に並びます。高台の露天風呂からは、昼は別府湾と扇状に広がる市街、夜は湾に沿って弧を描く街の灯りを見渡せます。

Q.別府八湯は温泉ごとに湯の性質が違いますか?

A.はい、狭い範囲に泉質の異なる湯が集まっています。たとえば明礬温泉は酸性の硫化水素泉が中心で八湯で最も硫黄の気配が濃く、浜脇温泉は炭酸水素塩泉や塩化物泉が中心の無色透明の湯、亀川温泉は海辺に湧く塩気のあるナトリウム・塩化物泉が主です。

📍 所在地マップ