【概要】
別府温泉は大分県別府市にある日本一の湧出量と源泉数を誇る温泉地、「別府八湯」の総称。市内至る所から湯けむりが立ち上る風景は圧巻。観光名所「地獄めぐり」では、赤い「血の池地獄」や青い「海地獄」など、多様な源泉を楽しめる。
【歴史】
別府温泉は大分県別府市にある日本一の湧出量を誇る温泉地で、源泉数・湧出量ともに世界一級を誇ります。古くは「日本書紀」に記録があり、鎌倉時代には一遍上人が入浴したと伝わります。明治時代に「別府八湯」として整備され、昭和初期には「別府温泉観光の父」油屋熊八がユニークな観光開発を推進。「地獄めぐり」の観光化で全国的な人気を獲得しました。現在も年間約800万人が訪れる日本有数の温泉観光地です。
【特徴】
別府温泉は「別府八湯」(別府・浜脇・観海寺・堀田・明礬・鉄輪・柴石・亀川)の総称で、源泉数は約2800本、湧出量は1日約87万リットルと日本最大。泉質は単純温泉・塩化物泉・炭酸水素塩泉・硫黄泉など11種類もあり、「温泉のデパート」と呼ばれています。どこを掘っても温泉が湧き、そこかしこから湯煙が上がる「湯の街」の風景は別府ならではです。
【見どころ】
「地獄めぐり」は海地獄・血の池地獄・間欠泉・坊主地獄など7つの「地獄」を巡る観光コース。鉄輪温泉の「地獄蒸し工房」では温泉蒸気で海鮮や野菜を蒸して食べる体験ができます。竹瓦温泉は明治時代から続くレトロな共同浴場で、砂湯も体験可能。杉乃井ホテルの「棚湯」からは別府湾を一望する絶景露天風呂が楽しめます。
【トリビア】
別府八湯の一つ「明礬温泉」では江戸時代から「湯の花」を採取する小屋が並び、国の重要文化的景観に選定。油屋熊八は「山は富士、海は瀬戸内、湯は別府」のキャッチフレーズを考案し、別府を全国区にしました。「地獄」の名は高温で危険だったことに由来。別府市は「温泉都市」として、マンホールから蒸気が噴き出す光景が日常風景になっています。




