雪輪の滝

(ゆきわのたき)
📍 四国愛媛県 宇和島市🌿 自然

【概要】

雪輪の滝は、愛媛県宇和島市の滑床渓谷にある全長約300メートル、幅約20メートルのナメ滝で、花崗岩の一枚岩を滑る水紋が雪の輪のように見えることが名の由来です。遊歩道から見えるのは約80メートルの部分で、斜度約35度の岩盤を澄んだ水が薄く広がって流れます。夏は天然のウォータースライダーとして滑り降りる体験で人気です。

【歴史】

雪輪の滝は、愛媛県宇和島市の滑床渓谷にある滝で、四万十川水系目黒川の最上流部に位置します。滑床渓谷は足摺宇和海国立公園に属し、宇和島市から松野町にかけて約12キロにわたって続きます。花崗岩の一枚岩を滑るように流れる姿から、水紋が雪の輪のように見えるとして雪輪の滝の名が付いたと伝わります。1990年に日本の滝百選に選定され、四国八十八景の第47番にも数えられます。

【特徴】

雪輪の滝は、花崗岩でできた一枚岩の緩斜面を滑り落ちるナメ滝で、全長約300メートル、幅約20メートルに及ぶとされます。遊歩道から見えるのはそのうち約80メートルの部分で、斜度約35度の岩盤を澄んだ水が薄く広がりながら流れます。落差が大きい直瀑とは異なり、水が岩肌を這うように流れるため、水量が少ないときほど輪のような水紋がはっきりと現れます。

【見どころ】

滑床渓谷の万年橋付近の駐車場から、渓谷沿いの遊歩道を約1.2キロ、40分ほど歩くと雪輪の滝に着きます。途中には畳千畳ほどの一枚岩が河床に広がる千畳敷や、割れた巨岩の上にさらに岩が乗った鳥居岩、赤い花崗岩に模様が浮かぶ出合滑など見どころが続きます。夏には緩斜面を天然のウォータースライダーとして滑り降りる体験が人気で、秋は紅葉の名所としても知られます。

【トリビア】

雪輪の滝は「落差」より「長さ」で語られる珍しい滝で、300メートルの岩盤を滑る水は、見る角度によって滝にも渓流にも見えます。滑床渓谷の名は、この滑らかな花崗岩の河床に由来するとされます。渓谷は水源の森百選にも選ばれており、滑床ビジターセンター万年荘が散策の拠点です。天然のスライダーとして楽しめる滝は全国でも数少なく、環境省のガイドでも紹介されています。

📅 最終更新: 2026/9/17
雪輪の滝
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です