【概要】
流星・銀河の滝は、北海道上川町の層雲峡で石狩川左岸の柱状節理の断崖に並んで懸かる二つの滝です。落差約90mの流星の滝は太い一筋の流れが落ちる雄滝、落差約104mの銀河の滝は白糸のように広がる雌滝と呼ばれ、夫婦滝の別名もあります。駐車場から約20分登った展望台「双瀑台」からは二つの滝を同時に望めます。
【歴史】
流星・銀河の滝は、北海道上川町の層雲峡にあり、石狩川左岸の断崖に並んで懸かる二つの滝です。層雲峡の名は1921年(大正10年)にこの地を訪れた文人・大町桂月が名づけたもので、二つの滝の名も同じ頃に桂月が命名したとされます。1990年に日本の滝百選に選定され、層雲峡温泉を代表する景勝地として、また大雪山国立公園の名所として多くの観光客を迎えています。
【特徴】
流星の滝は落差約90m、銀河の滝は落差約104mで、約120mとする資料もあります。約3万年前の大雪山の噴火で堆積した溶結凝灰岩を石狩川が浸食してできた、高さ200m前後の柱状節理の断崖から流れ落ちます。流星の滝は太い一筋の流れが力強く落ちる「雄滝」、銀河の滝は末広がりに白糸のように流れる「雌滝」と呼ばれ、対照的な姿から夫婦滝の別名もあります。
【見どころ】
滝の前には駐車場と休憩舎「滝ミンタラ」があり、道路脇から間近に二つの滝を眺められます。駐車場から斜面の道を約20分登ると展望台「双瀑台」に着き、ここからは岩壁を挟んで流れ落ちる二つの滝を同時に望むことができます。秋の紅葉、冬の氷結した姿も見応えがあり、層雲峡の氷瀑まつりと合わせて訪れる人も多いスポットです。休憩舎には売店もあり、散策の休憩に便利です。
【トリビア】
銀河の滝の落差は資料によって104mや120mなど幅があり、複数の段をどこまで含めるかで数値が変わると考えられます。休憩舎の名にある「ミンタラ」はアイヌ語で広場を意味する言葉です。二つの滝は国道39号の銀河トンネル入口脇の旧道沿いにあり、層雲峡温泉街から車で数分と近く、日本の滝百選の中でも最も訪れやすい滝の一つといえます。
