賀老の滝

(がろうのたき)
📍 北海道北海道 島牧村🌿 自然

【概要】

賀老の滝は、北海道島牧村の千走川上流、賀老高原の奥に懸かる落差約70m、幅約35mの滝で、道内でも最大級の規模を誇ります。松前藩の砂金を滝壺に沈めたという埋蔵金伝説から「竜神の滝」の別名があり、上流の岩の割れ目からは天然の炭酸水「ドラゴンウォーター」が湧き出しています。滝見遊歩道は落石のため通行止めになることがあります。

【歴史】

賀老の滝は、北海道島牧村を流れる二級河川・千走川の上流、賀老高原の奥に懸かる滝です。1631年(寛永8年)頃、幕府の厳しい取り立てから松前藩の砂金を隠すため、藩士の小太郎が滝壺に金を沈め、竜神がそれを守ると約束したという埋蔵金伝説が伝わり、「竜神の滝」「飛竜の滝」の別名もあります。1990年に日本の滝百選に選定されました。

【特徴】

落差約70m、幅約35mと北海道内でも最大級の規模を誇り、狩場山の雪解け水を集めた春には水量がさらに増して豪快な姿を見せます。狩場山は約80万年前から25万年前にかけて活動した安山岩の成層火山で、賀老の滝はその山麓を刻む千走川がつくった深い渓谷の中にあります。周囲はブナの原生林に囲まれ、夏の新緑、秋の黄葉と季節ごとに表情を変えます。

【見どころ】

滝の上流の岩の割れ目からは天然の炭酸水が湧き出しており、竜神の御神水「ドラゴンウォーター」として知られています。鉄分を含んだ独特の味わいで、水量が落ち着く7月中旬から10月下旬が採取しやすい時期です。賀老高原にはキャンプ場もあり、渓流釣りや山菜採りの拠点になっています。なお、滝見遊歩道は落石の恐れから通行止めになることがあるため、訪問前に島牧村の最新情報を確認しましょう。

【トリビア】

賀老の滝は日本の滝百選のほか、「日本の森滝渚100選」にも選ばれています。伝説では、若い頃の小太郎が滝の近くで傷ついた子鹿を助けたことが縁となり、後年、金を隠す場所に迷った際に鹿が現れて滝壺を指し示したとされます。伝説の竜神にちなんで近くには「昇龍の橋」と名づけられた橋が架かり、この橋を経由して第二展望台へ向かうルートが整備されています。

📅 最終更新: 2026/9/17
賀老の滝
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です