知床峠

(しれとことうげ)
📍 北海道北海道 斜里町⛰️ 名所🌿 自然

【概要】

知床峠は、北海道斜里町にある標高738mの峠で、羅臼町との境、知床連山の尾根筋にあたります。ウトロと羅臼を結ぶ国道334号知床横断道路の最高地点で、目の前に羅臼岳がそびえ、晴れれば根室海峡の先に国後島が横たわります。積雪のため例年11月上旬から4月下旬まで閉鎖される、開通期間の短い峠道としても知られます。

歴史

知床峠は、北海道斜里町にある標高738mの峠で、羅臼町との境、知床連山の尾根筋にあたります。ウトロと羅臼を結ぶ国道334号知床横断道路の最高地点にあり、道路は1963年度にウトロ側から工事が始まり、18年をかけて1980年に全線が開通しました。知床半島を横切る唯一の車道として、半島の観光と暮らしを支えてきました。

特徴

峠に立つと、標高1661mの羅臼岳が驚くほど近くにそびえ、夏でも雪渓を残した山肌を間近に望めます。緯度が高いぶん森林限界が低く、周囲はハイマツやダケカンバの低木帯で、標高のわりに高山らしい風景が広がります。羅臼側へ下る途中では、天気に恵まれれば根室海峡の先に国後島の島影が長く横たわって見えます。峠の駐車場からは、羅臼岳へ続く稜線を間近に見上げることもできます。

見どころ

知床横断道路は積雪のため長く閉ざされ、例年11月上旬から4月下旬まで通り抜けができません。開通期間の短い国道として知られ、開通直後には道路の両側に雪の壁が残ることもあります。凍結の恐れがある時期は夜間の通行規制が敷かれるため、峠を越えるなら日中に余裕をもって走るのが安心です。峠からは羅臼岳への登山道も延びています。

トリビア

峠の一帯はヒグマの生息域で、道路脇に姿を見かけることがあります。車から降りて近づいたり食べ物を与えたりする行為は、クマを人に慣れさせ、結果として駆除につながってしまうため厳に慎みたいところです。また知床峠は天候が変わりやすく、麓が晴れていても濃い霧に包まれることが珍しくないため、時間に余裕を持って訪ねたい場所です。

📅 最終更新: 2026/9/22
知床峠
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です