フレペの滝

(ふれぺのたき)
📍 北海道北海道 斜里町⛰️ 名所🌿 自然

【概要】

フレペの滝は、北海道斜里町にある知床半島西海岸の断崖から、オホーツク海へ直接落ちる滝です。流れ込む川を持たず、知床連山に降った雨や雪が地下を通って高さ約100mの崖の割れ目からしみ出します。ほろほろとこぼれ落ちる姿から「乙女の涙」の愛称で親しまれ、知床自然センターから草原の遊歩道を歩いて展望台へ向かえます。

歴史

フレペの滝は、北海道斜里町にある知床半島の西海岸で、切り立った断崖の中腹から海へ落ちる滝です。名はアイヌ語の「フレ・ペ」(赤い水)に由来するとされ、夕日に染まって見えるためとも、鉄分を含むためとも言われますが、はっきりとは定まっていません。ほろほろとこぼれ落ちる姿から、地元では「乙女の涙」の愛称で親しまれてきました。

特徴

この滝には流れ込む川がありません。知床連山に降った雨や雪が地下に浸透し、水を通さない岩盤の上を伝って、高さ約100mの断崖の割れ目からしみ出すように落ちています。水量は控えめで、幾筋にも分かれた細い流れが黒い岩肌をなぞり、そのままオホーツク海へ注ぎます。水そのものは澄んでおり、名前とは違って赤く見えるわけではありません。

見どころ

知床自然センターから草原の中の遊歩道を片道約1km、20分ほど歩くと展望台に着き、断崖と滝、その先に広がるオホーツク海を一望できます。草原ではエゾシカがのんびり草をはむ姿がよく見られ、空にはオジロワシが舞うこともあります。ヒグマが現れて遊歩道が閉鎖される日もあり、雪に覆われる冬はスノーシューで歩くツアーが組まれます。

トリビア

展望台に立つと、足元から海面まで一気に落ち込む地形の迫力がよく分かります。この断崖は西海岸に延々と続き、観光船からは海側の視点で滝を見上げることもできます。遊歩道の周りに広がる草原は、かつて開拓のために切り拓かれた土地が再び森へ戻りつつある場所で、知床の自然保護の歩みを静かに物語っています。崖の縁には柵がなく、近づきすぎは禁物です。

📅 最終更新: 2026/9/22
フレペの滝
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です