猿尾滝

(さるおだき)
📍 近畿兵庫県 香美町🌿 自然

【概要】

猿尾滝は、兵庫県香美町にある上下二段の段瀑で、岩肌を荒々しく直下する雄滝約39mと岩の割れ目を滑るように流れる雌滝約21mが対照的な表情を見せ、1968年に兵庫県の名勝に指定されました。江戸時代に村岡藩主の山名氏がそうめん流しを楽しんだと伝わり、岩肌に観音像などに見える自然石仏があることでも知られます。駐車場から徒歩3分ほどで滝前に立てます。

【歴史】

猿尾滝は兵庫県香美町にある滝で、旧村岡町域の日影に位置し、滝の景観が猿の尾に似ていることからその名が付いたとされます。江戸時代には村岡藩主の山名氏が滝でそうめん流しを楽しんだと伝わり、古くから地域の憩いの場となってきました。昭和43年(1968年)に兵庫県指定の名勝となり、平成2年(1990年)4月には日本の滝百選に選定され、但馬を代表する名瀑となりました。

【特徴】

猿尾滝は上下二段からなる段瀑で、上段の雄滝が約39m、下段の雌滝が約21m、合わせて約60mの落差を誇ります。雄滝はごつごつした岩肌を荒々しく直下する男性的な滝、雌滝は岩の割れ目を滑るように流れる流麗で女性的な滝と対照的で、一つの滝で二つの表情を楽しめる点が大きな魅力です。西日が差す午後には滝つぼに虹がかかることもあります。

【見どころ】

駐車場から徒歩3分ほどで滝前に立てる手軽さも猿尾滝の魅力です。春は新緑、夏は涼を求める人でにぎわい、秋は紅葉と白い瀑布のコントラストが見事で、冬は凍結した氷壁のような姿を見せます。滝の中ほどの岩肌には修行僧や観音像、聖母マリア像などに見えると評判の自然石仏があり、パワースポットとしても人気を集めています。

【トリビア】

猿尾滝の岩肌に浮かぶ像は「新・但馬の七不思議」の自然部門で2位に選ばれたことがあり、治癒や降雨の祈願に効験があると伝えられてきました。香美町では予約制のボランティアガイドが滝の見方や伝承を案内してくれます。上段の雄滝と下段の雌滝を一望できる滝前は写真愛好家にも人気で、日本海側の但馬地方を代表する景勝地として広く知られています。

📅 最終更新: 2026/9/19
猿尾滝
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です