【概要】
三階の滝は、宮城県蔵王町の蔵王連峰東側、澄川の支流・石子沢に懸かる落差181m、幅約7mの段瀑です。標高およそ750mから570mにかけて三段で落下し、宮城県内では珍しい100mを超える滝として東北屈指の規模を誇ります。蔵王エコーライン沿いの滝見台から不動滝とともに一望でき、冬季はエコーラインとともに閉鎖されるため見学は春から秋に限られます。
【歴史】
三階の滝は宮城県蔵王町の蔵王連峰東側、後烏帽子岳の東面から流れ出る澄川の支流・石子沢に懸かる滝です。三段に分かれて落ちる姿がそのまま名前の由来とされ、古くから蔵王の山岳景観を代表する名瀑として知られてきました。1990年に日本の滝百選に選ばれ、宮城県内から選定されたのは秋保大滝とこの滝の二つだけです。蔵王エコーラインの開通以降、滝見台からの眺めが多くの人に親しまれています。
【特徴】
落差は181m、幅は約7mで、標高およそ750mから570mにかけて三段で落下する東北屈指の段瀑です。幅は狭いものの落差が大きく、細い水流が岩壁を長く滑り落ちる姿は遠望でも迫力があります。澄川本流の上流には地蔵滝や不動滝、石子沢のさらに上流には白龍の滝があり、三階の滝はこれらの滝群の中心的な存在として位置づけられています。
【見どころ】
蔵王エコーライン沿いの滝見台からは、澄川の谷を挟んで三階の滝と不動滝を一望できます。滝見台には白石蔵王駅からのバス停留所も設けられ、車でも訪れやすい展望地です。ただし冬季はエコーラインとともに閉鎖されるため、見学は春から秋に限られます。特に10月中旬から下旬の紅葉期には、色づいた山肌に白い水流が映え、多くのカメラマンが集まります。
【トリビア】
滝の近くまで下りる道として、東北自然歩道「新・奥の細道」の一部にあたる「澄川の自然と緑を散策するみち」が整備されています。ただし大雨後は通行できないことがあり、事前に蔵王町観光物産協会へ確認するのが安心です。三階の滝は宮城県内では珍しい100mを超える滝で、地元の観光協会では「三階滝(さんかいたき)」と表記されるなど、呼び名にも揺れがあります。
