大釜の滝

(おおがまのたき)
📍 四国徳島県 那賀町🌿 自然

【概要】

大釜の滝は、徳島県那賀町の釜ヶ谷川に懸かる落差約20メートルの滝で、深さ約15メートルの釜のような滝壺が名前の由来です。両岸に高さ100メートルを超える岸壁がそそり立つ峡谷の底にあり、青く澱む滝壺には大蛇が棲むという伝説が伝わります。国道193号の脇から全景を見下ろせ、近くの大轟の滝と合わせて訪ねる人が多いです。

【歴史】

大釜の滝は、徳島県那賀町の那賀川支流で、雲早山(標高1496メートル)を源流とする釜ヶ谷川に懸かる滝です。滝壺は深さ約15メートルの大きな釜のような形をしており、これが名前の由来とされます。この滝壺には大蛇が棲むという伝説が古くから語り継がれてきました。1990年4月に日本の滝百選に選定されたほか、とくしま88景やとくしま水紀行50選にも選ばれています。

【特徴】

大釜の滝の落差は約20メートルと高くはありませんが、両岸に高さ100メートルを超える岸壁がそそり立つ峡谷の底にあり、豊富な水量が幅広い滝壺へ一気に落ち込みます。深さ約15メートルの滝壺は青く澱み、周囲のモミやツガの老樹とあいまって神秘的な雰囲気を醸し出しています。釜ヶ谷渓谷には大小の滝や渕が続き、小釜の滝や三段に落ちる大轟の滝もあります。

【見どころ】

大釜の滝は国道193号のすぐ脇にあり、道路から見下ろす形で滝の全景を望めます。滝壺の縁まで下りると、岩壁に囲まれた釜の底から見上げる迫力を味わえます。紅葉の名所としても知られ、例年11月上旬から下旬にかけて渓谷が赤や黄に染まります。近くの大轟の滝も道路脇から眺められ、二つの滝をセットで訪ねる人が多いです。国道193号は道幅が狭く落石も多いため注意が必要です。

【トリビア】

大釜の滝が沿う国道193号は険しい山岳道路として知られ、離合が難しい区間が続きます。那賀町の木沢支所からは車で約25分で、沢谷橋から釜ヶ谷渓谷を上流へ進むルートが案内されています。落差わずか20メートルの滝が百選に選ばれたのは、滝壺の深さと絶壁に囲まれた景観の迫力ゆえといえます。大蛇伝説とあいまって、徳島県の秘境を代表する存在として人気があります。

📅 最終更新: 2026/9/17
大釜の滝
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です