【概要】
箕面滝は、大阪府箕面市の箕面川にかかる落差33m、幅約5mの直瀑で、658年に役行者が滝の下で修行し瀧安寺を開いたと伝わる修験道の道場です。阪急箕面駅から滝道を約2.8km歩くと滝前に着き、秋の紅葉は関西屈指の名所として年間200万人以上が訪れるとされ、名物のもみじの天ぷらも滝道の店で味わえます。瀧安寺は宝くじ発祥の地ともいわれます。
【歴史】
箕面滝は大阪府箕面市の箕面川にかかる滝で、箕面大滝とも呼ばれ、古くから修験道の道場として知られてきました。伝承では658年に役行者がこの滝の下で修行し、弁財天の導きを受けて瀧安寺を開いたとされます。江戸時代初期には瀧安寺で富くじが始まり、宝くじ発祥の地ともいわれます。周辺一帯は1967年に明治の森箕面国定公園に指定され、1990年には日本の滝百選に選ばれました。
【特徴】
落差33m、幅約5mの直瀑で、淀川水系箕面川の水が岩壁を一気に落ちます。滝の名は、木々の間から流れ落ちる姿が農具の「蓑」に似ていることに由来するとされ、周辺の「尾」のつく地名から「水尾」が転じたとする説もあります。国定公園は標高約100〜600mの山地に広がり、約980種の植物と3000種超の昆虫が確認される豊かな自然を誇り、市街地に近いのに深い渓谷美が広がります。
【見どころ】
阪急箕面駅から滝道と呼ばれる緩やかな遊歩道を約2.8km、徒歩35分ほどで滝前に着き、途中には瀧安寺や昆虫館、土産物店が並びます。秋の紅葉は関西屈指の名所で、赤や黄に染まった木々を背に落ちる箕面滝の姿を求めて多くの人が訪れ、年間の来園者は200万人以上とされます。名物のもみじの天ぷらは滝道の店で揚げたてを味わえます。
【トリビア】
かつては滝道にニホンザルが多く現れ観光客との接触が問題になりましたが、野生に返す取り組みが進み、現在は滝道で見かけることが少なくなりました。2006年には滝の水を人工的に流しているという噂が広まり「人工滝騒動」と呼ばれましたが、後に完全に否定されています。瀧安寺の富くじは現在も10月10日に、お守りを授ける古式で続けられています。
