Mine秋吉台ジオパーク

(みねあきよしだいじおぱーく)
📍 中国山口県 美祢市🌿 自然⛰️ 名所

【概要】

Mine秋吉台ジオパークは、山口県美祢市の全域を範囲とするジオパークで、2026年4月に日本で11番目の世界ジオパークに認定されました。国内最大級のカルスト台地である秋吉台の白い石灰岩、大嶺炭田で掘られた黒い無煙炭、奈良の大仏にも使われた長登銅山の赤い銅という三色の大地の恵みと、それを生かしてきた人々の営みがテーマです。

【歴史】

秋吉台の石灰岩は、3億年以上前に大陸から遠く離れた海で、海底火山の頂を取り巻くサンゴ礁として生まれました。それがプレートの動きで運ばれて日本列島の一部となり、雨水に溶かされてカルスト台地になりました。Mine秋吉台ジオパークは2015年に日本ジオパークに認定され、2024年に国内推薦を受けたのち、2026年4月のユネスコ執行委員会で世界ジオパークへの認定が決まりました。

【特徴】

Mine秋吉台ジオパークの特徴は、白・黒・赤の三色で表される大地の資源です。白は秋吉台の石灰岩、黒は約2億年前の植物がもとになった石炭が地下のマグマの熱で変わった無煙炭、赤は約1億年前にマグマが石灰岩に触れてできた銅の鉱石を指します。大嶺炭田では明治の中ごろから1991年まで良質な無煙炭が掘られ、長登銅山の銅は東大寺の大仏にも使われたことが分かっています。

【見どころ】

秋吉台の上には、草原の中に白い石灰岩が羊の群れのように点在し、すり鉢状のくぼ地であるドリーネがいくつも見られます。カルスト展望台のそばにあるMine秋吉台ジオパークセンターKarstarでは、台地の成り立ちや見どころを紹介しています。台地の地下には国の特別天然記念物の秋芳洞をはじめ多くの洞窟が広がり、秋吉台地下水系は2005年にラムサール条約湿地に登録されました。

【トリビア】

秋吉台の石灰岩を割ると、フズリナやサンゴなど、かつての海の生きものの化石が見つかります。台地の草原では毎年早春に山焼きが行われ、木が茂るのを抑えて石灰岩が点在する景観を保っています。秋吉台は1955年に国定公園、1964年に国の特別天然記念物に指定されており、2026年のMine秋吉台ジオパークの認定は、山口県で初めての世界ジオパークの誕生でもありました。

📅 最終更新: 2026/10/8
Mine秋吉台ジオパーク
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です