【概要】
見帰りの滝は、佐賀県唐津市相知町伊岐佐の伊岐佐川に懸かる落差100メートルの滝で、九州でも屈指の規模を誇ります。険しい坂を登り返してでももう一度見たいと思わせることが名の由来です。滝と下流沿いには約40種4万株のアジサイが植えられ、1988年から毎年6月にあじさいまつりが開かれて夜のライトアップも行われます。
【歴史】
見帰りの滝は、佐賀県唐津市にある滝で、相知町伊岐佐の谷に懸かり、天山県立自然公園の中に位置します。1990年(平成2年)には日本の滝百選へ選ばれました。名の由来は、滝へ向かう坂道の険しさにあると伝わります。一度見た者が、あの坂を登り返してでももう一度見たいと思うほどの滝であることから、見帰りの滝と呼ばれるようになったとされています。
【特徴】
滝が懸かるのは松浦川の支流である伊岐佐川で、落差は100メートルとされ、九州でも屈指の規模を誇ります。1979年に上流にダムが造られたため、それ以前に比べて滝の幅は狭くなったといわれます。岩肌を幾筋にも分かれて滑り落ちる流れは繊細で、雨のあとには水量を増して迫力ある姿へと一変します。周囲は自然公園らしい深い緑に包まれています。
【見どころ】
見帰りの滝の名物は、滝と下流沿いに植えられた約40種4万株のアジサイです。地元の人々が植え育てたもので、1988年(昭和63年)からは毎年6月にあじさいまつりが開かれ、期間中は夜のライトアップも行われます。梅雨どきの水量豊かな滝と色とりどりのアジサイを同時に楽しめるのは、この滝ならではの光景といえます。吊り橋からの眺めもよいです。
【トリビア】
アジサイは相知町の人々の手で植えられ、長い年月をかけて育てられてきたと伝わります。今では初夏の風物詩として定着し、まつりの時期には県内外から多くの人が訪れます。滝の周辺には鵜殿石仏群など見どころが点在し、あわせて巡る人も多いです。見帰りの滝は落差の大きさに加え、季節ごとに表情を変える花と水の共演によって知られる名瀑です。
