木賀温泉

(きがおんせん)
📍 関東神奈川県 箱根町♨️ 温泉⛰️ 名所

#アフィリエイト広告 このページには広告(アフィリエイトリンク)が含まれています

【概要】

木賀温泉は、宮ノ下から宮城野へ向かう国道138号沿いに開けた小さな温泉地です。源平の争乱のころ、源頼朝に仕えた武士が白狐に導かれて湯を見つけたという伝説が残り、江戸時代には将軍家に湯を献上した御汲湯の地として知られました。子宝に恵まれる湯とも呼ばれ、明治にはドイツ人医師ベルツもこの地を好んだと伝えられます。いまは数軒の宿が並ぶ静かな湯の里です。

【歴史】

木賀温泉は、平安時代の末に源頼朝の軍に加わって傷を負った木賀善司吉成が、夢に現れた白狐に導かれて湯を見つけ、傷を癒したという伝説を持ちます。吉成はのちにこの地の地頭となり、その名がそのまま地名と温泉の名になったと伝えられます。江戸時代には箱根七湯の一つに数えられ、亀屋などの湯宿に遠方から湯治客が訪れた記録が残っています。

【特徴】

木賀温泉の湯は、江戸時代の正保元年(1644年)から宝永3年(1706年)にかけて、徳川家光・家綱・綱吉の三代の将軍家に献上されました。湯は樽に詰められて江戸城まで運ばれ、大奥で子を望む側室の湯あみに使われたとも言われます。このことから木賀の湯は子宝の湯と呼ばれるようになりました。いまは国道沿いに数軒の宿が点在する、落ち着いた温泉地です。

【見どころ】

木賀温泉は、早川の渓谷沿いに下流の堂ヶ島温泉まで続く遊歩道の一方の起点にあたり、深い谷を見下ろしながら歩く散策の拠点になります。国道を少し上れば宮城野、下れば宮ノ下の温泉街で、徒歩で周辺の湯めぐりを組み立てやすいのも利点です。春から初夏にかけては谷の新緑が、秋には紅葉が宿の窓辺を彩り、季節ごとに表情を変える山あいの景色を楽しめます。

【トリビア】

明治の初めに来日し、日本の温泉を医学の目で研究したドイツ人医師のエルヴィン・フォン・ベルツは、木賀の湯を好んで訪れたと伝えられます。その頃には新しく開かれた道沿いに亀屋やいせや、松坂屋といった旅館が軒を連ね、木賀はたいへんなにぎわいを見せました。将軍家への献上湯は、木賀のほかにも熱海などの湯が知られており、江戸の人々にとって名湯の証とされていました。

📅 最終更新: 2026/10/14
木賀温泉
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です