神庭の滝

(かんばのたき)
📍 中国岡山県 真庭市🌿 自然

【概要】

神庭の滝は、岡山県真庭市の神庭川に懸かる落差約110m、幅約20mの滝で、石灰岩の断崖を一気に落ちる姿は中国地方随一の規模とされ、国の名勝「神庭瀑」に指定されています。園内には約160頭のニホンザルが生息して昭和32年から大阪大学の研究が続けられ、猿と滝を同時に楽しめる場所として知られます。石灰岩の洞窟「鬼の穴」も園内にあります。

【歴史】

神庭の滝は、岡山県真庭市の旭川支流である神庭川に懸かる滝で、昭和初期に国の名勝「神庭瀑」に指定されました。その後、日本百景や日本の滝百選にも選ばれ、周辺は湯原奥津県立自然公園に含まれます。滝一帯は岡山県立神庭の滝自然公園として整備されています。この地には病弱な姫と修行僧の悲恋を語る八十慈伝説が伝わり、僧が彫ったとされる八十慈像は恋愛成就や病気平癒の信仰を集めています。

【特徴】

神庭の滝は落差約110メートル、幅約20メートルを誇り、中国地方随一の規模を持つ滝として「西日本一の名瀑」とも称されます。石灰岩の断崖を一気に落ちる姿は雄大で、上部には小さな段があり、水量が豊富な時期には轟音とともに水しぶきが谷に広がります。園内には草葺き屋根の雨だれに似た玉垂の滝や滔々の滝、石灰岩が浸食されてできた洞窟「鬼の穴」などが点在しています。

【見どころ】

滝の正面に設けられた展望所からは、神庭の滝の全景を間近に望むことができ、紅葉の時期には赤や黄に染まった岩壁と白い水流の対比が見事です。園内には約160頭のニホンザルが生息しており、昭和32年から大阪大学による研究が続けられてきました。木の実が多い季節には遊歩道に群れが現れることもありますが、餌やりは禁止されています。中国勝山駅から車で約10分と訪れやすい場所です。

【トリビア】

神庭の滝は、大正末から昭和初めにかけて新聞社の公募で選ばれた日本百景にも数えられ、当時から全国に知られた名瀑だったのです。野生のニホンザルが自然に見られる滝は全国でも珍しく、猿と滝を同時に楽しめる観光地として親しまれています。国の名勝としての正式名称は「神庭瀑」で、案内板などにこの表記も見られます。園内はサルの保護のため開園時間が定められ、大人600円の入園料を払って散策する仕組みです。

📅 最終更新: 2026/9/19
神庭の滝
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です