寂地峡五竜の滝

(じゃくちきょうごりゅうのたき)
📍 中国山口県 岩国市🌿 自然

【概要】

寂地峡五竜の滝は、山口県岩国市錦町の寂地川に懸かる連瀑で、高さ200mを超える断崖を竜頭、竜門、白竜、登竜、竜尾と竜にちなむ五つの滝が連続して落ち、遊歩道で1時間ほどで巡れます。峡谷の名は大蛇を退治した寂地坊という僧に由来し、寂地川は1985年に名水百選、滝は1990年に日本の滝百選に選ばれました。

【歴史】

寂地峡五竜の滝は、山口県岩国市にあり、錦町を流れる寂地川に懸かる滝群で、水源は山口県最高峰の寂地山(標高1337メートル)です。寂地峡は錦川支流の宇佐川にあり、犬戻峡と竜ヶ岳峡に分かれます。一帯は1969年に指定された西中国山地国定公園に含まれ、寂地川は1985年に名水百選に、五竜の滝は1990年に日本の滝百選に選ばれました。峡谷の名は大蛇を退治した寂地坊という僧に由来すると伝わります。

【特徴】

寂地峡五竜の滝は、高さ200メートルを超える奇岩の断崖を五つの滝が連続して落ちる連瀑で、上流から竜頭の滝、竜門の滝、白竜の滝、登竜の滝、竜尾の滝と、いずれも竜にちなんだ名を持ちます。落差は竜頭が約14メートル、竜門が約18メートル、白竜が約10メートル、登竜が約8メートル、最下段の竜尾は上段15メートル・下段5メートルの段瀑とされ、寂地川の水は飲料水やワサビ栽培にも利用されています。

【見どころ】

五つの滝に沿って遊歩道が整備されており、ゆっくり歩いても1時間ほどで巡ることができます。滝から滝へと登っていく道は岩と水しぶきに囲まれ、夏でも涼しく、涼を求める人でにぎわいます。秋は紅葉の名所として知られ、峡谷を彩る木々と白い水流の対比が美しいです。周辺にはキャンプ場もあり、寂地峡五竜の滝を拠点に寂地山への登山を楽しむ人も多い場所です。錦町駅からバスで約1時間と山深く、秘境の趣が濃く残ります。

【トリビア】

五竜の滝の名は、寂地峡に竜が棲むという伝承にちなみ、頭から尾まで竜の体になぞらえて滝の名を付けたものと伝わります。寂地川は名水百選、滝は日本の滝百選、峡谷は国定公園という三つの看板を持つ稀有な景勝地です。寂地山は山口県の最高峰で、山頂付近はカタクリの群生地としても知られます。寂地峡は西中国山地国定公園の三大渓谷のひとつに数えられます。

📅 最終更新: 2026/9/17
寂地峡五竜の滝
※画像はAIによって生成されたイメージ画像です